日本工作機械販売協会東部地区が忘年懇親会を開催

 去る12月2日、東京都千代田区内のKKRホテル東京で日本工作機械販売協会東部地区が忘年懇親会を開催した。

 懇親会に先立ち、「若手社員が育む仕組み」をテーマに、東川広伸 自創経営センター所長が講演をした。

 懇親会は和やかな雰囲気で会員の親睦が図られた。冨田 薫 日本工作機械販売協会会長(トミタ社長)は、懇親会の中で今年を振り返り、「昨年は補助金神風が吹いたが、その反面、補助金をアテにすると麻薬と同じになってしまい、補助金がなくなったら大変なことになるようでは良くないので、地道に仕事と向き合うことも重要。今年はそこそこの数字が皆さん出ているし、悪くはないと感じる」とした。来年の抱負については、「相当政治の関わり合いが出てくるし、為替の影響もあるでしょう。政治の要因がわれわれの努力以上に影響が出てきそうな予感もするので、そういうことに惑わされず、自分なりの戦略戦術を実行して勝ち組として生き残りを図るようになれば、と思っている」とコメントした。

冨田会長
冨田会長
 また、本年11月に開催されたJIMTOF2016の感想について、「見学して面白かったのは5軸のマシニングセンタも求めやすい価格帯のものが出ており、ソフトもそれなりに簡単にできる5軸機械が今後普及する予感がした。他にもスカイビングが実用的になってきたと感じた。スカイビングギア加工については、革新的な技術だと思うので今後の展開が楽しみだ」と述べた。

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