ジェイテクトがCNC円筒研削盤 インドで現地生産・販売を開始

 ジェイテクト(社長=安形哲夫氏)は、CNC 円筒研削盤をインドの研削盤メーカー最大手であるMICROMATIC GRINDING TECHNOLOGIES 社へ技術供与を行い委託生産を開始、1 月26 日より販売を開始した。

 現在、年間約1,800 万台といわれるインドの二輪市場は、2025 年までには約2,300 万
台に迫ると予測されている。二輪車の部品加工に欠かせない高精度の円筒研削盤を現地生産することで、盛り上がるインドの二輪市場を支えていく方針。

 販売は、「TOYODA」ブランドの円筒研削盤としてジェイテクトの現地法人( TOYODA
MICROMATIC MACHINERY INDIA)がインド市場に限定して行う。また、主要部品である「といし台」等は日本から供給し、他の構成品(カバーやベッド等)は現地調達する。

 なお、同社では目標販売台数を2017 年は10 台、2018 年以降は年間15 台としている。

■MICROMATIC GRINDING TECHNOLOGIES 社 概要
設立:1973 年
所在地:インド ガジアバード
社長:K.DHAND
従業員数:約500 名
事業内容:円筒研削盤、特殊研削盤の製造・販売

インドの研削盤メーカーでは最大手(インド国内での円筒研削盤シェア約50%)

moldino_banner

 

 

intermole2024_大阪