日立建機が ICT施工ソリューションの中核を担う「Solution Linkage Cloud」の提供を開始

170711日立建機 日立建機(社長=平野 耕太郎氏)は、このほどICT施工に携わる顧客や同社のビジネスパートナーが、スマートフォンやタブレット端末などで必要な情報を「いつでも、どこでも」取り出し、活用することができるクラウドソリューション「Solution Linkage Cloud(ソリューション リンケージ クラウド)」の提供を2017年9月中旬より、国内向けに開始する。

 現在、国内の建設業のユーザーは、労働力不足が加速していく中、「安全性向上」や「生産性向上」、「ライフサイクルコスト低減」の課題に直面している。これらの課題を解決するためには、ICTおよびIoT技術の活用が必要不可欠であり、2016年4月より国土交通省が推進するi-ConstructionをはじめとするICT施工が本格化している。

 今回、同社が提供を開始する「Solution Linkage Cloud」は、顧客の課題を迅速に解決するためのオープンプラットフォームを、測量、建設分野における高精度な機器、ソフトウエアおよびソリューションをグローバルに提供するトリンブル社(本社:米国カリフォルニア州)と連携して開発した。また、「Solution Linkage Cloud」の入口である同社のポータルサイトを、最先端のICTと空間情報の実績を保有し、土木現場向けサービス開発を進めている日立ソリューションズ(社長=柴原節男氏)とともに開発した。

 日立建機のポータルサイトでは、ICT施工の測量、設計・施工計画、施工、検査で必要な情報を、事務所から施工現場、建設機械の運転席まで、シームレスに共有できる環境を提供している。また、三次元設計データをICT建設機械用の機械転送データに変換・転送するアプリケーションをカスタマイズすることで、日立建機製のICT油圧ショベルのみならず、トリンブル社製のICT機器を搭載するICT建設機械向けのデータ変換・転送を容易にしている。

 さらには、ICT建設機械から送信される施工履歴データを基に、施工の進捗状況を遠隔で確認できる上、登録された建設機械の位置情報、総稼働時間や燃料消費量を一元管理も可能とし、機械管理の効率化にも寄与する。