オークマ 「2020 オークマ東京マシンフェア」を開催

 オークマが2月20日(木)~21日(金)の2日間、オークマ東京支店(神奈川県厚木市)で「2020オークマ東京マシンフェア」を開催し、多数の来場者で賑わった。

 今回プライベートショーでは、ロボット専用知識やシステムインテグレータが不要な人気の次世代ロボットシステム「ARMROID」や「STANDROID」の他、多様なニーズに応える立形マシニングセンタ「MB-56VA」、詮索に特化した高品質コンパクト旋盤「CENOS L250Ⅱ」などが展示されていた。

 今回、中でも注目したのは、機械をネットワークでつないで、工場の稼働状態を見える化する『Connect Plan(コネクトプラン)』。これは工作機械をつなぎ、工場の稼働実績を見える化することで、稼働率向上に向けたカイゼン活動を促進するシステム。工作機械とPCを接続し、Connect PlanをPCにインストールするだけで、機械の状況をどこからでも把握することができるソリューションだ。

 機械の前に設置すれば、ワークが到着しているか、段取りができているか、などの確認ができ、機械の中で設置すれば、加工の状況がリアルタイムで分かるというユーザーの用途に合わせた使い方ができるようになっている。しかもオークマの機械だけでなく、他社製の機械でも稼働の状態を集計できるというから嬉しい。また、ネットワークがないような古い機械でも、パトライトに装置を追加することで稼働の状態を知ることができることも特長だ。

 同社では工場のありのままを見える化し、〝カイゼン活動〟を促進している。製造現場の機械稼働率を向上させて利益向上に貢献するためのノウハウを披露していた。

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