日立建機が振動ローラ4機種をモデルチェンジ!

日立建機(社長=辻本雄一氏)は、このほど振動ローラZC35C-3、ZC50C-3、ZC35T-3、ZC50T-3の4機種の販売を開始した。

ZC35C-3(運転質量 2.80t)、ZC50C-3(同3.64t)は、ZC35およびZC50の後継機で、コンバインド型(前輪は鉄のドラム、後輪はタイヤ)。ZC35T-3(運転質量 3.06t)、ZC50T-3(同4.13t)は、ZC35TおよびZC50Tの後継機で、タンデム型(前後輪共に鉄のドラム)である。従来機を踏襲した安全性能に加え、信頼性と耐久性を向上させた。オフロード法の排出ガス第3次規制値並びに国土交通省指定の超低騒音型建設機械の基準値もクリアしています。
販売目標は、4機種合計で年間350台を見込んでいる。
主な特長は以下のとおり。

環境負荷の低減
・特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(オフロード法)の第3次規制値クリア。
・国土交通省指定の超低騒音型建設機械の基準値をクリア。
・鉛フリー化への対応として、部材にハンダを使用しない配線やアルミラジエータを採用。

優れた作業性と快適な操作性
・ホイールモータ駆動方式を採用。2つの油圧モータで左右のタイヤを直接駆動する。内輪差を吸収し、転圧路面に対してのひきずりやクラックの発生を抑える。
・ハンドルとひざの間隔を広くしたゆとりある運転席を継承し、作業性を容易にしている。

高い安全性
・前後進レバーの中立だけでなく、駐車ブレーキスイッチが掛かっていなければエンジン始動できないシステムを継承している。
・コンパクトなフレーム、ボンネット設計で、前方視界距離が2.2m(ZC50C-3)と短く、作業時の前方視界を確保している。

豊富なオプション
・ペダルを踏むことで片輪スリップによる不具合を解消し、軟弱地からの脱出を容易にする油圧デフロック装置をオプション設定。
・盗難予防装置(テンキーロックシステムまたはイモビライザーキー)を選択可能。

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