NSK、フランクリン工場が創立20周年

日本精工(社長=大塚 紀男氏)の米国統括会社、NSKアメリカズ社(本社:ミシガン州アナーバー市)のフランクリン工場(インディアナ州フランクリン市)が、2013 年10 月4 日に創立20 周年を迎え、記念式典を行った。顧客をはじめ、サプライヤー、地域の方々など約300 人が出席し、セレモニー後には、同工場を見学した。夕方には同社社員とその家族の工場見学会も行った。

式典では、1993年の工場開所式で国歌を斉唱したセシリア・ヘンソンさんが国家斉唱を行った。また、地元フランクリン市のジョー・マクギネス市長、地元ジョンソン郡の慈善団体のエグゼクティブディレクターを務めるナンシー・プレーク氏がフランクリン工場の20年にわたる地元への貢献に対して祝辞を述べた。最後に、N S K アメリカズ社を代表し、N S K プレシジョン・アメリカ社社長のクリストファー・スワートアウト氏が地元行政や関係者の協力に対して御礼を述べた。

<フランクリン工場について>
・所在地:米国インディアナ州フランクリン市
・生産品目:軸受及びボールねじ
・従業員数:400 人
・敷地面積:242,822 ㎡
・代表者:バーナード・リンゼイ(NSKアメリカズ社 CEO)

<NSKの米州事業について>
NSKは、1962 年に米国ニュージャージー州ニューアーク市にNSK初の海外販売拠点としてジャムコ・コーポレーション(現在のNSKコーポレーション社)を設立し、以降南北アメリカ大陸の各地に販売拠点を設立し、現在20 カ所の販売拠点を展開している。1970 年には、ブラジル・サンパウロ市郊外にNSK初の生産拠点としてスザノ工場を設立し(1972 年に操業開始)、現在では米国のフランクリン工場、クラリンダ工場(アイオワ州クラリンダ市)など、米州で8 工場を展開し、軸受、ステアリング製品、ボールねじなどの高品質な製品を生産している。また、米国とブラジルにテクノロジーセンターを持ち、現地の市場ニーズに合致した製品を開発している。NSKは、1997 年に、ミシガン州アナーバー市に米州事業の統括会社、NSKアメリカズ社を設立し米州において、体質強化と成長戦略を進めている。同社の米州事業の社員数は約2,800 人で、2013 年3 月期の売上高は約1,000 億円。

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