コマツが中型ハイブリッド油圧ショベル「HB205LC/HB215(LC)-2」を新発売

コマツ(社長=大橋徹二氏)は、2013 年10 月から販売しているオフロード法2011 年基準に適合した中型ハイブリッド油圧ショベルHB205-2 型の系列拡大としてHB205LC/HB215/HB215LC-2型の3 機種をこのほど発売した。これまでは標準機にしかなかった砕石現場や砂利採取作業などのハードな現場に最適な+10 仕様であるHB215(LC)-2 を新たにラインナップに加えるとともに、HB205LC-2 は従来価格を据え置く。ユーザーに選択する幅を拡げることで、国内累計導入台数1000 台を超えたコマツハイブリッド油圧ショベルの更なる普及促進を目指しとしている。

新発売のHB205LC/HB215/HB215LC-2 は、NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)の排出量を大幅に低減し、日本(特定特殊自動車排出ガス2011 年基準)・北米(EPA Tier4 Interim)・欧州(EU Stage3B)の排出ガス規制をクリアした新世代エンジンを新たに搭載している。加えて、機体のメインバルブ・油圧回路のロス低減、大容量高効率油圧ポンプや高効率作動油の採用等を行い、燃料消費量を当社従来機に比べ5%低減した。また、落下防止用ハンドレールの新採用により、点検・整備中の落下を防ぐとともに、新採用のID キーにより機械の盗難リスクを軽減し、安全性を高めている。械モニタには鮮明で見やすい高精彩7 インチLCD モニタを採用し、エコガイダンス等の表示により省エネ運転のサポートも行う。

さらに新車購入時に自動的に付帯される、国内で初めてパワーラインの保証延長と無償メンテナンスを取り入れた、新たなサービスプログラム「KOMATSU CARE(コマツ・ケア)」の提供により、トータルライフサイクルコストの低減と長時間稼働に貢献する。

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