「基本を守ることが大切」 社長訓示 日立建機 辻本雄一
2016年04月06日
① 日立建機グループが10年後、20年後も勝ち残っていくために、現在グループ全体で事業構造およびコスト構造の改革を推進している。この改革を実行するには、全従業員が考え方を変えて、諸課題の克服に取り組んでいくことが必要不可欠である。前向きな気持ちをもって、まずはしっかりと基礎を身に付け、一日も早く当社発展の頼もしい担い手として活躍してほしい。
② 何事にも基本があるように、仕事にも基本があり、これを守ることが大切である。基本がなければ、必要な技術や知識を体系立てて身に付けることができず、将来の成長は望めない。そして、何か行動しようとする時には、それが本質的に正しいことなのか、自分のためだけではなく、周りの人のためになるのか、社会のためになるのかを常に考え、社会人としての義務と責任を果たし、良識ある人間として正しい道を歩んでもらいたい。
③ お客様を第一に考え、お客様のニーズや困りごとに対し、常にスピード感をもって対応すること。世界中のお客様にとって、当社が身近で頼りになるパートナーとなれるよう、職場の仲間全員で自由な発想や知恵を出し合って、取り組んでもらいたい。
④ 日立建機の社員として第一歩を踏み出すにあたり、先輩達が築いてきた「Kenkijinスピリット」を貫く3つの思想、すなわち「Challenge(チャレンジ精神)」「Customer(個客志向)」「Communication(風通しの良さ)」を十分理解し、身に付け、これを遺憾なく発揮して、各々の職場で伸び伸びと、積極的に活躍してほしい。