セコ・ツールズが振動を抑えて、より幅広い用途に対応する旋削/ボーリングバーを発売

 セコ・ツールズが Steadyline® 防振ツーリングシステムに、旋削/ボーリング バー用の新しいスピンドルインターフェースオプションが追加された。最新のバーには HSK-T/A63、 HSK-T/A100 および Seco-Capto™ C8 マシン側接続があり、さらに広い用途で高性能を実現する。

 HSK-T/A 接続により、HSK-T スピンドルを装備する旋盤での旋削や HSK-A スピンドルを装備するマシニングセンタでのボーリングを安定して使用できる。HSK-T と HSK-A は互換性があるが、HSK-T には駆動スロットが 1 つ装備され、よりコンパクトで、厳しい公差に対応する点が違う。HSK-T/A63 には長さ 6xD と 8xD を、HSK-T/A100 には長さ 6xD、8xD および 10xD がある。

 Seco-Capto C8 接続は、既存の C4、C5 および C6 の各サイズを補間する。長さ 6xD、8xD および 10xD を取り揃えている。

 Steadyline 旋削/ボーリングバーは、ホルダボディ内の「動的受動システム」により、過酷な条件下でも不要な振動を低減する。これにより、切り屑除去率を向上させながら、工具の負担を低減し、滑らかな仕上げ面を実現。そのため、従来のバーでは旋削/ボーリング加工が不可能だった長い突出し部を実現することができ、同じ長さの従来バーに比べて、高いレベルの切削条件に対応できるようになる。

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