日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage」のサービスメニューに「在庫可視化オプション」を追加 ~在庫推移や過不足状況を視覚的に表示することで、経費ロスや欠品による機会損失を防止~

 日立システムズ(社長=北野昌宏氏)は、日立 製造・流通業向け基幹業務ソリューション「FutureStage(フューチャーステージ)」のサービスメニューに「在庫可視化オプション」を追加し、このほど販売を開始した。今回のオプション追加により、過剰在庫による経費ロスや欠品による機会損失をより効率的に防止することができるようになる。

 従来、製造・流通業において一般的に運用されている在庫管理表には、①在庫数の推移が適切かどうか読み取るのが難しい、②真に問題在庫となっている品目の発見が難しい、③発注タイミングの見極めが難しい、といった課題があったが、こうした課題解決のため、より適切に在庫を管理できる仕組みづくりが求められていることを受け、同社では「FutureStage」のラインアップとして、日立ソリューションズ東日本(取締役社長=八田 直久氏)の在庫可視化ツール「SynCAS PSI Visualizer(シンキャス ピーエスアイ ビジュアライザー)」を活用した「在庫可視化オプション」を追加した。
「在庫可視化オプション」を導入することにより、以下のような改善が図れる。

 ①システムから操作者に対して適正在庫基準の指針が提示され、判断ミスをするリスクが低減される。
 ②「売れ筋」・「停滞気味」などの傾向ごとに製品を絞り込み、在庫状況に応じたアラートを発することで、在庫の適正化が進む。
 ③発注の数量やタイミングを動的にコントロールしやすくなり、過剰在庫や欠品の抑止が促進される。

 これにより、これまで在庫管理表で管理していた製造・流通業において、在庫状況をリアルタイムに、かつ、視覚的に判別できるため、問題在庫を早期に発見できる。さらに、適正在庫基準の動的な設定により、過剰在庫による経費ロスや欠品による機会損失を改善し、在庫の最適化を図ることができる。

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