【JIMTOF強化月間】北川鉄工所ならではの円テーブルの数々! ユーザーの声に応える豊富な製品群!

北川鉄工所のブースの特長はなんといっても豊富な品揃え。超コンパクト、高速割出、省メンテナンスなど製造現場のニーズに合わせたNC円テーブルや、チャックを展示。さらに、KITAGAWAならではの総合力を活かした“ライン構成”の提案してくれます。
同社のブースで注目して欲しい製品は以下のとおり。

●傾斜NC円テーブル TT150
エアクランプ仕様でありながら、高いクランプトルクを誇る。
また、テーブル高さを抑えたことにより、30番小型マシニングセンタ(100mmハイコラム)の搭載に適している。
さらに油圧4ポート・空圧1ポートの内蔵ロータリージョイント又はストローク10mmまで対応可能な外部シリンダが取り付け可能である。


●超コンパクトNC円テーブル CK160
本機は胴厚(テーブル高さ)が同サイズNC円テーブルの中で世界最薄99mmのNC円テーブルである。加工エリアが大幅に拡大し、トラニオン仕様に最適である。
また7ポート対応(空圧/油圧)のブロックレス構造ロータリージョイント内蔵により横置きも可能である。
さらに30番省スペース機に干渉なく搭載可能であり、工場スペースの有効活用などの付加価値を提供する。

●省メンテナンス傾斜NC円テーブル RKT180
ローラーギヤ・カム減速機を採用し経年劣化によるバックラッシ調整が無い為、長期間の省メンテナンスを実現している。
またブレーキ仕様により、汎用性が高く、省スペースに優れている傾斜NC円テーブルである。




●高速割出NC円テーブルブレーキ仕様 RK200LA
時定数短縮、最高回転数アップにより割出時間短縮が可能となり高速割出を実現した。
またローラーギヤ・カム機構採用により、精度劣化がないため、長期間の省メンテナンスを実現した。
縦横兼用であり、テールスピンドル用供給口及びエアブレーキ搭載により汎用性が高くなりユリカゴ仕様にも対応している。
さらに30番小型マシニングセンタに搭載可能で省スペースに優れている。


●旋回式プルロックチャック 旋回PU
本機はアンクランプ位置において、マスタジョーが旋回しジョーが外側に開くので、口元の外周部が把握外径より大きなワークを飛越して高精度に把握が出来ることが大きな特徴である。
また、直進、旋回の2動作をシングルシリンダの押し引きのみで実現した。
さらにアンクランプ状態の位置でマスタジョーの軸中心で旋回するのでジョーの飛び出し量が少ない。



サンプルワークAを加工するためのライン構成の提案

■荒加工工程 PW-086

特殊仕様のパワーウィングチャックである。
通常の直接着座がとれない様な素材ロケート面でも間接着座で確実に密着させて、自動化を実現している。

■中仕上加工工程 HGPB59

特殊仕様のプルロックチャックである。
ワークを飲み込ませることとマスタジョーの軽量化で高速回転の影響を受けにくいチャックとなっている。

■仕上加工工程 HGPB60

特殊仕様の全周プルロックチャックである。
リング状のバックアップで遠心力による把握力低下を軽減することと、最終仕上げ用に低歪み把握で高速回転を実現している。

サンプルワークBを加工するためのライン構成の提案

■荒加工工程 PW-12SC

特殊仕様のパワーウィングチャックである。
異形状の外周部をしっかり把握し、切削条件の向上を図ると共に、加工基準となるワーク中心穴をスプリングセンタにより、鋳造・鋳造工程で発生しやすい型ズレによる加工不良を防ぐ。
また、断続加工部にはワークサポートを配置する事により品質面も大幅に改善。

■穴開け・フライス加工工程 PLS08

特殊仕様のプルロックワークグリッパである。
プルロックチャックの特長である引込みチャッキングによる端面精度の向上だけではなく、薄物ワークの加工に発生しやすい加工部のビビリ目改善には、ビビリ発生箇所直下にワークサポートを配置した事により、加工品質が大幅に向上した、ワーク専用に設計されたステーショナリーチャック治具である。

■仕上加工工程 FG30

4つ爪の特殊フィンガーチャックである。
従来では表裏をそれぞれ別の工程で加工され、前加工で加工されたピン穴2ヵ所を基準とした把握により、裏と表の加工面の同時加工が可能となりタクトタイムのばらつきと同軸度の確保が難しかった工程が大幅に改善した。