【JIMTOF強化月間】日立ツールは素材から形状、コーティング技術が一体となった最先端の切削工具を展示! 

最先端の切削を提案し続けている日立ツールの特長はなんといっても、ユニークな発想と高度な開発技術ですね。ベースの素材から形状、コーティング技術まで切削工具にかかわる全ての技術が一体となり、“価値ある工具づくり”をモットーとしています。

同社が提唱する「加工費半減運動」は、高速加工を可能とする最新工具でユーザーのトータル加工コストを削減するとともに、CO2の発生を削減し、加工現場に高い経済効果を提供するのが狙い。
開発技術にかける情熱が詰まった積極的な商品展開を行っているのも魅力的ですね。

全ての仕上げ加工に対応する「アルファ ボールプレシジョンF形 ABPF形用インサート」に、業界初の4枚刃で加工現場の度肝を抜いた「アルファ ボールプレシジョン マルチフルート」

●アルファ ボールプレシジョンF形 ABPF形用インサート
この製品は、プレス金型、プラスチック金型、高硬度材分野の全ての仕上げ加工に対応する刃先交換式ボールエンドミル。

(1)強ねじれ刃形
・切削抵抗低減によって、工具の振動を抑えることができ、仕上げ面性状・仕上げ精度が向上。
・切削時の衝撃緩和により工具寿命が向上。
・ネガ刃型を採用したSTタイプにおいても、強ねじれ刃形で低抵抗を実現しました。
(同社従来品に対し50%削減)

(2)新コーテイングインサート PN08M
・耐摩耗性に優れると共に耐欠損性も高い超微粒子超硬合金素材と、AlCrSi系のマルチレイヤー構造で、密着強度、被膜硬度、耐熱性、耐溶着性を高めたPNコーテイングを組み合わせすることで、プラスチック金型(炭素鋼、プリハードン鋼)の高速切削および高能率加工に性能を発揮。

この工具は強S字の設計がされていて抵抗が下がっていく仕組みで、ガタガタしている面が残ったワークでも安定して削れるスグレモノ! 醜いビビリ痕なしのピカピカ仕上げにもってこいだ!

●アルファ ボールプレシジョン マルチフルート
この製品は、業界初! 独自のインサート固定方法の考案によりインサート式ボールエンドミルの多刃(4枚刃)化が可能となり、CBNインサート工具の領域をカバーする高能率、長寿命、且つ高品質(良好な加工面)な高性能刃先交換式仕上げ用ボールエンドミル。

(1)独自のインサート固定方法により、仕上げ用刃先交換式ボールエンドミルの4枚刃化を実現。

(2)最新・最高速マシニングセンターに対応。

(3)切削性能 (従来品2枚刃タイプ比較)
・同一切削速度vcの場合は、加工能率=約2倍、寿命=3倍以上が得られる。
・同一送り速度vfの場合は、寿命=5~6倍が得られる。

刃先交換式の特長は工具管理や操作性の良さ! これで費用対効果の優位性も期待できるわね!

■ワークショップ
【日 時】10月30(木)13:00~14:00 会議室605
【テーマ】最新工具による加工ソリューション