【JIMTOF強化月間】ユキワ精工はコレットチャックを作り続けて50年以上! 保持具の数々に高度な技術あり!
ユキワ精工は、小間内にプレゼンテーションステージを設け、ツーリングシステム・スーパーG1チャックの製品紹介、切削加工におけるツールホルダの違いによる品質の向上、生産性の向上の事例を紹介。
また、CNC円テーブル、CNC傾斜円テーブルは、各種アタッチメントを付けて、高能率加工、生産性の向上・コストダウンに貢献する製品。特にCNC傾斜円テーブルについては、豊富なラインナップを用意しているそうよ!
特に力を入れている新製品は、「手動式コレットチャックAシリーズ、Bシリーズ」。
コレットチャックは、加工時にワークを固定する、切削工具を固定するための消耗工具だけれど、工作機械や搬送機などの部品の一部という認識が強い製品。何度も何度も開閉されるわけで、精度が悪いと壊れやすくなるのよ。そこで、ユキワ製品の優位性が示されるわけですが、同社では、製品をつくるプロセスが緻密なんです。
製品をつくる際に、鉄の棒から削りに入って熱処理をしますが、ここが重要な工程で、削りが悪いと鉄にストレスがかかっちゃうのよね。つまり内部応力が働くわけね。極端に速く削ると鉄の内部に残留する応力があって熱処理後にバンッてはじけちゃうの。製品が外力をかけないのに突然壊れたりするのは、この内部応力の仕業によることが大きいんですって。
ユキワ製品は、独自のノウハウがあって、この難しい内部応力を緻密に計算しながら製品をつくりこむことに優位性があるわけで、高度な独自の製造プロセスがあるんですよ。
手動式コレットチャックの特長は以下のとおり。
①簡単に使える手締め式
手締めでコレットのチャック・アンチャックを行うので、コレットを駆動させる為のシリンダ等の複雑な機構が不要。また、フランジタイプなので、取付が簡単。購入後、すぐに使用できる
②切削だけで無く、研削にも使用可能
コレットの振れ精度が5μmと高精度な為、切削だけでなく、研削でも安定した加工が可能。
③標準品なので短納期
標準在庫品なので、短納期対応が可能。
その他の新製品は以下のとおり。
●ツーリングシステム・スマートチャック
●傾斜円テーブル TNT250
プロフィール
業界新聞社の取締役編集長を経て、インダストリー・ジャパンを設立。製造現場は日本の底力!をスローガンに製造業専門ニュースサイト「製造現場ドットコム」を運営している産業ジャーナリスト兼フリーライターです。霞ヶ関から錦糸町まで守備範囲が広いのが特長。現場取材は数知れず。些細なことや泥臭いことに真実が隠れているのを知り、今では何より本当のことを言うのが大好き。いつも働く女性と頑張るオヤジたちの味方よ。
ブログでは取材のこぼれ話やお知らせのほか、日常のことを綴っています。
機械振興会館 記者クラブ加盟
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