見えないところ

土曜日にいつもより遅く隅田川の花火大会がありました。
あたしも浴衣を着用し、いそいそ浅草に出かけました。花火の前に神谷バーに行き、電気ブランを飲むのも楽しみのひとつ。神谷バーにいくと、知らないおばちゃんが、「あらぁ浴衣が素敵ねぇ~、いいわねぇ~“若い子は”」って言ってくれるので、天にも昇る気持ちです。やっぱり年齢層の高い場所に出没して良かったとニヤニヤしていました。

神谷バーに出るとすごい人でめまいがしましたが、花火がとてもキレイでした。

さて、話しは変わりますが、先日、製造業的復興支援プロジェクトを記事にしました。
このプロジェクトは被災者が抱えている見えない部分の悩みをまさに製造業的視点に立って解決するものです。雨音のうるささや、衛生面への配慮など、細かいことに目を配っています。

私の友人(大学職員)も女性の視点でボランティアをしています。
被災してカバンも洋服も靴も流されてしまった女性たちのために衣類や靴などを募集し、支援しています。

働かなければ生活はさらに苦しくなります。女性だもの身だしなみも気を使うでしょう。
なのに、服がない。カバンがない、靴がない。

まだまだ被災地はいろんなモノが不足しています。
それは当たり前の日常を送るわれわれにとって、気が付かないことだったりします。

今、元気の良いわれわれだって、いつ災難が起きるか分かりません。
元気の良い人が元気のない人を労わるのは特別なことではなく、「お互い様」という気持ちだと思っています。