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板金エキスパートを目指せ! アマダスクールが「第30回優秀板金製品技能フェア」の入賞作品を表彰 ~厚生労働大臣省はワールド山内、経済産業大臣賞はシンエイメタルテックが受賞~

180326アマダスクール1 職業訓練法人アマダスクール(理事長=末岡愼弘氏:神奈川県伊勢原市)は「第30回優秀板金製品技能フェア」5部門の入賞作品を選定し、3月3日(土)にアマダ・246ホールで表彰式を開いた。

 選考は日本塑性加工学会会員、シートメタル工業会役員と審査委員の他、アマダ・ソリューションセンターの来場者の投票で行われ、その結果、応募総数268点の中から技能賞以上の優秀作品79点が選ばれた。また、今回節目の30回を迎えるにあたり、新たに「神奈川県知事賞」、「日本塑性加工学会会長賞」、「海外最優秀作品賞の3つの賞が加わった。

 同フェアは、国内外の製造業において板金加工技術・技能の向上と交流を図り、業界全体の発展につながることを目的に1989年から毎年開催している。現在は5つの部門で毎年5月から国内外の板金加工作品を募り、作品はアマダ・ソリューションセンターで全て展示され、厳正な審査を経て毎年3月に表彰式を行っている。

過去最多の268点が出展

180326アマダスクール末岡理事長末岡理事長 主催者を代表して末岡理事長があいさつをした。末岡理事長は、「板金加工技術、技能の向上を図ることを目的に始まったこのフェアも30回目の節目を迎えることができた。この30年間に皆様からご出展いただいた作品総数は今回を含め累計で5053件に達した。このうち海外からは1221点あった。今回の出展数も過去最多の268点となり、海外からは全体の39%にあたる104点の出展をいただいた。」と述べたあと関係者に感謝の意を表した。また、30回目の節目にあたり、今回から3つの賞を加えたと説明した。それによると、「15年以上に亘り講演していただいている神奈川県から神奈川県知事賞を、第3回から協賛いただいている日本塑性加工学会から日本塑性加工学会会長賞を、さらに海外からの出展作品技術が40%近くに増加したことを背景に、アマダホールディングスより海外最優秀作品賞を贈らせていただくことになった。」とした。また、第30回を記念して副賞の楯のデザインを一新して、“優秀板金技能フェアオリジナル楯”とし、さらに、これまでの優れた作品の写真を収録した記念誌を今年の6月に刊行すると述べた。

 また、昨今の板金業界については、「経営者の皆様から、少子化の影響を受け、人材の確保が非常に難しく、技能者の育成や技術の継承などが悩みの種となっていると聞いている。今後はデジタル技術の進化により、加工技術の自動化、AI化などがさらに進んでも人間が長年培った技能・技術やノウハウを全てこれに置き換えるということはなかなか難しいことだと思う。高度な技能を持つエキスパート人材を育成し、併せて最新のデジタル技術も活用していくという姿勢が重要だろう。当フェアが板金エキスパートを目指す若い皆様にとってひとつの目標となり、また、励みとなって技能・技術向上の一助となれば主催者としてこれ以上の歓びはない。」と、次世代へ向けて声援を送った。

180326アマダスクール瀧原厚生労働省瀧原 厚生労働省 能力評価担当参事官 来賓を代表して、瀧原章夫 厚生労働省 能力評価担当参事官が、「第30回と永きに亘り大変素晴らしいフェアを続けてこられた関係者の皆様に改めて敬意を表するとともに受賞された皆様には心からお祝いを申し上げる。こうした技能、技術は非常に大切なものであり、今後の展開に感心がある。最近はAIが出てきて、人間が果たしていく役割はなにかということを考える。例えば作品をつくるときに優れたものをつくることは機械の発想としてあるが、ここにこだわりたい、面白い、というところはおそらくAIにはないだろうと思っている。今あるものをより高めていくのもイノベーションではあるが、少し次元の違った世界に入って発展させるのもイノベーションだ。コンテストは自分のこだわりや好みを思い切り発揮できる場所なので、技術・技能の向上とともに、気持ちをもって面白さを追求して欲しい」旨のあいさつをした。

180326アマダスクール岡本経済産業省岡本 経済産業省素形材産業室長 続いて、岡本繁樹 経済産業省製造産業局素形材産業室長が、「政府が出した統計で、過去からの国内企業の経常利益を表したグラフがある。それは4つのグラフがあり、1つは大企業の製造業または非製造業、それから中小企業の製造業または非製造業。そのうち3つは右肩上がりで上がっているが、うち1つは残りの3つに比べると鈍い上がり方をしている。ここに該当するのは中小企業の製造業であった。こうした状況を改善するために素形材産業室は取り組んでいるが、この改善策については端的に言うと売上高を伸ばすかもしくは不必要な経費を減らすか、その両方ができればなお良しというところだが、企業が持っている高い技術を技術目線ではなく、価値目線で表現することにより新たな販路開拓をすることができないかと考えている。この技能フェアでは、金属の板から様々なものを生み出しており、この取り組みはまさに自分たちの技術を価値として表現できる最たるものである。このように価値で表現する取り組みが今後もますます浸透するようにと考えている。」旨を述べた。

交流会で見た若い力! 学生作品の部 金賞受賞 三重県立津高等技術学校の作品に注目!

180326アマダスクール 帆船若い力の力作だった。 第二部の交流会では受賞作品がズラリとならぶ実証加工プラザで行われた。今回、製造現場ドットコムが注目したのは、学生作品の部で金賞を受賞した三重県立津高等技術学校の「帆船『エルピス・パンドーラ』」。若い力の結集ともいえる作品だ。この作品は、加工精度(mm):0.5、加工時間(min):7000、材質:SUS304、厚板(mm):1.2、寸法(mm):200(W)×780(D)×520(H)となっている。

 同校のメタルクラフト科担当金属成形科担当である鶴岡大和先生に苦労した点について尋ねてみたところ、「胴体部分です。最初は壁をはってやろうと思っていたのだが、これがなかなか思ったようにできない。ハンマーの跡が付いてしまう。いかに立体的につくるかということで、細かく骨を分けた。3DのCAD自体が学校にないので、2次元から見て、1つ、つくって目で判断する。もうそれは職人のようにカンの世界でした。つくって、う~ん、となればつくり直し等の手を加えた。1つつくり直すと他も全てつくり直しになってしまうので、注意深く慎重に作業をしていきました。」と振り返り、「生徒が帰る時間になっても帰らず、間に合わせるために苦労しました。」と笑った。

180326アマダスクール 津高等技術学校将来が楽しみだ。 受賞した学生3人に、「将来どういう仕事に就きたいか?」と質問したところ、「プレスブレーキを使って自分で商品をつくって世に出したい。いずれ年を取っていけば、自分で設計したものを世に送り出していければいいなと思っています。」、「プレスブレーキをやっていきたい。学校でもやっているんですが、プレスブレーキで精度良く製品が出来たときの歓びがあるんで、それを極めて、いい技術者になりたいです。」、「レーザーなど学校で学んだ機械をつかって試作品やまだ世の中にないものをつくっていきたいです。」と、製造業界にとって非常に心強い返答をいただいた。未来の宝ここにアリ! 

第30回優秀板金製品技能フェア 主な受賞作品

●厚生労働大臣省
「ISEKI」 (株)ワールド山内
●経済産業大臣賞
「ウォームギア」 シンエイメタルテック(株)
●神奈川県知事賞
「ギアロック」 ナサ工業(株)
●中央職業能力開発協会会長賞
「エキゾーストシステム」 光陽電機(株)
●日刊工業新聞社賞
「Stitched tube Ring」 ナサ工業(株)
●日本塑性加工学会会長賞
「俺の曲げ」 (株)西野精器製作所
●海外最優秀賞作品賞
「撹拌機陽機構部品」淇鋒企業股份有限公司
●組立品の部・金賞
「板金編み込みキューブ」 (株)河村産業所
●造形品の部・金賞
「ステンレス薔薇花束」 (株)ナダヨシ
●学生作品の部・金賞
「帆船『エルピス・パンドーラ』 三重県立津高等技術学校

タンガロイがCNC旋盤加工の高生産性トータルツーリングに対応する『TungCap』(タングキャップ)を拡充

180326タンガロイ タンガロイ(社長=木下 聡氏)が、複合加工機やCNC旋盤での高精度、高能率加工に対応するPSC取り付けクイックチェンジツーリングシステム『TungCap』(タングキャップ)に『C3サイズ カッティングヘッド』『C3・C4汎用クランピングユニット』を追加し、このほど発売を開始した。

 近年、自動車および航空機産業では、より高い生産性の向上を目的にCNC旋盤加工用のクイックチェンジシステム化が進んでいることを受け、同社は、機上での工具交換と試削りを不要とし、大幅な機械停止時間の削減が可能となるツーリングシステムTungCapに、CNC旋盤に多く採用されているC3サイズのカッティングヘッドを拡充。さらに、C3・C4サイズ汎用クランピングユニットも標準設定することで、幅広い旋盤で高生産性なトータルツーリングを可能とした。

■主な特長
・機上でのインサート交換が不要
・繰り返し刃先位置精度±2μmであるため、機外での寸法測定により、試削り不要

■主な型番と標準価格(税抜)
・外径加工用C3カッテンィングヘッド:C3ACLNL22040-0904N 26,400円
・内径加工用C3カッテンィングヘッド: C3PCLNR17090-12 36,800円
・溝入れ加工用C3カッティングヘッド: C3CHFVR22040N 41,100円

【集まれ! 進化系企業】「第53回機械振興賞」 受賞候補者募集 4月2日(月)~5月31日(水)まで

 機械振興協会(会長=釡 和明氏:東京都港区芝公園3-5-8)では、わが国機械産業の振興のため、「機械振興賞」事業を実施し、優秀な研究開発を行い、その成果を実用化することによってわが国機械産業技術の進歩発展に著しく寄与した企業・大学・研究機関および研究開発担当者を表彰しているが、4月2日(月)~5月31日(水)まで、「第53回機械振興賞」受賞候補者を募集している。

 この賞は、機械産業技術に関わる独創的な研究開発と新製品の製造、製品の品質・性能の改善、または生産の合理化に顕著な業績を上げた研究開発担当者、および企業等を表彰します。機械振興賞では小規模事業者への支援を強化するため、小規模事業者を対象とした審査委員長特別賞を設けており、機械産業に関わる関係団体からの推薦だけでなく、自薦による応募も受け付けている。なお、平成30年度より新機械振興賞(全15回)は、「機械振興賞」となり、また、回数は昭和41年に開始した機械振興協会賞(全37回)を併せて継承して行うとして手続き中である。

概要

(1)表彰対象
 独自性、革新性および経済性に優れた機械産業技術に関わる研究開発およびその成果の実用化により、新製品の製造、製品の品質・性能の改善、または生産の合理化に顕著な業績を上げたと認められる企業等および研究開発担当者(一業績につきおおむね5人程度を限度とし、事情により当該企業等に属さない者も含む。)とする。
 ただし、当該研究開発は、おおむね過去3年以内に完成したものに限る。

(2)募集の方法
 機械産業に関わる関係団体、地方公共団体、国公立試験研究機関、学会等に募集を依頼し、受賞候補者の推薦を求める。また、受賞候補者による自薦も受け付ける。
 受賞候補者の推薦期間は、平成30年4月2日(月)から5月31日(木)必着とする。

(3)表彰の方法
 ① 特に優秀とみとめられたものについて経済産業大臣賞および中小企業長官賞(中小企業のみ)の授与を申請する者年、機械振興協会会長賞および小規模事業者(中小企業基本法における小規模起業者)を対象とした審査委員長特別賞に対し、会長名の賞状を贈呈する。

 ② 受賞する企業等に対し、記念楯を贈呈する。

 ③ 受賞する研究開発担当者に対し、賞金を贈呈する。賞金の額は、経済産業大臣賞は80万円、中小企業長官賞は50万円、機械振興協会会長賞は30万円、審査委員長特別賞は20万円(研究開発担当者が複数である場合も、これらと同額)とする。

(4)選考
 機械振興協会会長が委託する学識経験者より成る審査委員会により行う。

(5)受賞者発表
 平成30年12月に発表の予定。

■問合せ先
 機械振興協会 技術研究所 産学官連携センター(東久留米)賞事務局
 TEL:042-475-1168
 E-mail :prize@tri.jspmi.or.jp

▼募集要領」「応募書類の様式」ダウンロードはこちら▼
http://www.jspmi.or.jp/tri/prize/

  

三菱マテリアル 加工事業カンパニーが超硬製品・合金素材などの価格を改定

 三菱マテリアル 加工事業カンパニーは、同社製品の主な原材料であるタングステンの供給に関わる動きや世界的な需要の高まりなどから、相場指標となるAPT(パラタングステン酸アンモニウム)の価格高騰が続いていることを受け、4月1日受注分より、超硬製品、合金素材製品などの価格改定を実施する。

 また、同じく原材料の一つであるCo(コバルト)についても、電気自動車(EV)市場の成長に伴って需要が急速に拡大し、2016年夏に比べてその価格は約3倍となっており、レアメタルをはじめとする原材料価格の上昇傾向は今後も続くものと予想されている。

 こうした環境の中、同社はこれまで様々な業務効率化の実施によってコスト削減に努めていたが、今般の原材料価格高騰に加えて、エネルギー、物流など様々な経費が上昇を続けていることから、従来通りの安定した製品の供給とサービスの維持、向上を図っていくために、価格改定を実施するとした。

1.改定内容
切削工具
・超硬製品(インサート、ドリル、エンドミル等):+10%
・ハイス製品(ドリル、エンドミル等):+10~25%
・その他(ホルダ、特殊工具等):+10~15%
精密工具:+10%以上
耐摩・建設工具:+15%
合金素材:+20%
*CBN・PCDインサートについては対象外

2.実施時期
国内向け: 2018年4月1日受注分より
海外向け:エリア毎準備整い次第順次実施

日立建機が「ConSite」に独自のAIを駆使 2つのアプリケーションを追加して部品・サービス事業を強化

180326日立建機1説明する太田執行役常務 日立建機(社長=平野耕太郎氏)は、3月15日、サービスソリューション「ConSite(コンサイト)」について、ICT並びにIoTおよびAI技術を活用し、2020年頃までにセンシングによる遠隔での故障予兆検知率を約90%に高め、顧客の課題であるライフサイクルコストの低減に貢献する新たな取り組みを開始するとして記者発表を開いた。

 今回の取り組みについて、「ConSiteを深化させるもの」として、太田賢治 執行役常務営業統括本部副部長が説明をした。

 建設機械といえば、10年以上、時には30年以上と長期間可動詞、鉱山機械となるとひとすくい70t、地盤をはがすため、大きな負荷がかかる。また、粉塵や雨風にさらされるうえ、振動や温度(-50~+50℃)もおかまいなく、様々な環境で稼動しなくてはならないうえ、現場が変わる度に稼動場所を移動するといった過酷な使われ方をするものである。

 機械が故障することは現場が止まることを意味する。太田氏は、マシントラブルは損失に繋がる要因であり、サービスの良し悪しが新車購入の重要な選定要因となる。」と説明する。

 この取り組みは、センシングによる遠隔での故障予知検知の精度を高めるAIの活用およびConSiteから配信される情報をスマートフォンやタブレット端末等で簡単に確認できる「ConSite Pocket」、代理店のメカニックがスマートフォンを活用し、機械の点検レポートを短時間で作成することを可能とし、現場でそのままお客様への修理提案を実現する「ConSite Shot」を指している。

180326日立建機2 ConSiteのAI活用は、これまで蓄積してきた稼動情報や修理履歴などの情報と専門的な経験やノウハウなどの技術的知見に基づいた仮説から解を導く考え方のもと、AIから与えられる故障予知情報に従い、代理店スタッフが故障の状態を確認できるようにするものだが、その結果をAIにフィードバックすることで、自動学習を繰り返し行い、故障予知検知の精度を高めることができる。注目すべきことは、①蓄積された技術的知見の活用で、機械の壊れ方への技術的な知見、②センサや検知技術、通信技術を用いた機械のインテリジェンス化、③AI技術――これら各技術を統合し最適化することで、予兆検知率は90%を達成したことだ。

 「ConSite Pocket」は、これまでE-mailで発信してきたConSiteの情報を、スマートフォン等での確認を可能にしたアプリケーション。顧客と代理店スタッフは、スマートフォン等でConSiteデータレポートをいつでもどこでも確認できるとともに、プッシュ通知機能により機会のアラームに瞬時に気付くことができ、利便性をさらに向上させている。

180326日立建機3 「ConSite Shot」は、今まで機械の点検後、事務所に持ち帰り有識者に時間をかけて作成していた点検レポートが、点検箇所のスマートフォンのカメラでの撮影と、点検結果のコメントを入力するだけで自動的に生成できるアプリケーション。これを活用することで、顧客は点検レポートを通じて、機械の状態をより正確に把握することができるようになる。また、世界中の代理店メカニックが直接顧客への提案活動を開始することを可能としている。「ConSite Pocket」および「ConSite Shot」ともにConSiteの契約をしている顧客と代理店は、無償で使用でき、google PlayⓇおよびApp StoreⓇから専用のアプリケーションをダウンロードすることができる。なお、「ConSite Pocket」は2018年4月よりダウンロードを開始する。

 同社では19年度にバリューチェーン(部品再生、サービス部品、サービス、中古車、レンタル、ファイナンス)を強化させ、連結売上収益の半分を占める目標を掲げており、機械と修理技術の高度化や世界的な技術者不足といった社会変化に柔軟な対応をするため、組織強化とIoTの強化(ConSite)に注力する。

 ConSiteは世界中の顧客や代理店、地域統括会社を24時間365日、つなぐ情報インフラとして活躍するとしている。

三菱マテリアル 加工事業カンパニープレジデントに中村伸一常務執行役員

 三菱マテリアルがこのほど加工事業カンパニープレジデントに中村伸一常務執行役員を就任したと発表した。

180326三菱マテリアル 中村常務

●略歴
1983年  3月 慶應義塾大学工学部機械工学科卒業
同  年  4月 三菱金属(株)〈現三菱マテリアル(株)〉入社
2014年 10月 筑波製作所長
2015年  4月 執行役員就任
2017年  4月 加工事業カンパニーバイスプレジデント兼加工事業カンパニー営業本部長
2018年  2月 常務執行役員就任(現) 経営会議メンバー(現) 加工事業カンパニープレジデント(現)

INTERMOLD2018/金型展 2018 金属プレス加工技術展 2018 「堅調な金型業界を支える最新技術が集結!」

180326INTERMOLD前回の様子 インターモールド振興会は 2018 年 4 月 18 日(水)から 21 日(土)まで 4 日間にわたりインテックス大阪にて開催する「INTERMOLD2018/金型展 2018」(主催:一般社団法人日本金型工業会/テレビ大阪)ならびに「金属プレス加工技術展 2018」(主催:一般社団法人日本金属プレス工業協会)を開催する。

 今年は堅調な金型業界の動向を反映し、工作機械などの設備機器メーカーや、国内外の金型メーカーやプレス加工メーカーが一堂に集まり、出展者数 378 社・団体、展示小間数 881 小間での開催となる。

 基調講演ではダイハツ工業株式会社の取締役会長、三井正則氏を講師に迎え『ダイハツ流コンパクトカーづくりの本質と進化(深化) 〜経営者として学んだこと、これからへの想い〜』と題した講演が行われる。また、自動車部品や航空機部品に関する特別セミナー、工作機械、切削工具、CAD/CAM、CAE、測定機器など出展企業によるテクニカル・ワークショップなども開催し、金型や金属プレス業界関係者への最新技術の提案が行われる。

 「金型」専門見本市として、金型設計・製造から金属プレス・プラスチック成形に至る一連の工程が集まり最新のソリューション提案が行われる。日本のモノづくりを支える素形材産業の最新情報を発信する展示会となる。

開催概要

●大阪開催
【名称】INTERMOLD2018
【主催】一般社団法人日本金型工業会/テレビ大阪
【後援】経済産業省、外務省、大阪府、大阪市、独立行政法人日本貿易振興機構、大阪商工会議所、日本経済新聞社大阪本社(順不同)
【協賛】一般社団法人日本工作機械工業会、一般社団法人日本鍛圧機械工業会、日本工作機械輸入協会、一般社団法人日本金属プレス工業協会、日本精密機械工業会、 日本機械工具工業会、一般社団法人日本鍛造協会、一般社団法人日本工作機器工業会、日本精密測定機器工業会、日本光学測定機工業会、ダイヤモンド工業協会、 一般社団法人型技術協会、日本プラスチック機械工業会、一般社団法人日本ダイカスト協会、一般社団法人日本塑性加工学会、一般社団法人日本機械学会、公益社団法人精密工学会、一般社団法人日本自動車部品工業会、一般社団法人日本鋳造協会(順不同)

【名称】金型展2018
【主催】一般社団法人日本金型工業会

【名称】金属プレス加工技術展2018
【主催】一般社団法人日本金属プレス工業協会
【協賛】一般社団法人日本自動車部品工業会、一般社団法人日本鍛圧機械工業会、一般社団法人日本金型工業会、一般社団法人型技術協会、一般財団法人素形材センター、一般社団法人日本産業機械工業会、一般社団法人日本ダイカスト協会、日本金属熱処理工業会、一般社団法人日本鋳造協会、 一般社団法人日本鍛造協会、一般社団法人日本バルブ工業会、日本粉末治金工業会、一般社団法人日本塑性加工学会、一般社団法人日本機械学会、公益財団法人天田財団、公益財団法人金型技術振興財団(順不同)

【会期】2018 年 4 月 18 日(水)から 21 日(土)4 日間
【開場時間】10:00~17:00(最終日 21 日は 16:00 まで)
【会場】インテックス大阪(大阪市)
【入場料】1,000 円(登録入場制・税込)※招待券持参者・事前来場登録者は無料
【運営】インターモールド振興会
【予想来場者数】50,000 人

●名古屋開催
【名称】INTERMOLD 名古屋
【主催】一般社団法人日本金型工業会
【後援】経済産業省、外務省、愛知県、名古屋市、独立行政法人日本貿易振興機構、名古屋商工会議所、日本経済新聞社
【協賛】一般社団法人日本工作機械工業会、一般社団法人日本鍛圧機械工業会、日本工作機械輸入協会、一般社団法人日本金属プレス工業協会、日本精密機械工業会、日本機械工具工業会、一般社団法人日本鍛造協会、一般社団法人日本工作機器工業会、日本精密測定機器工業会、日本光学測定機工業会、ダイヤモンド工業協会、一般社団法人型技術協会、日本プラスチック機械工業会、一般社団法人日本ダイカスト協会、一般社団法人日本塑性加工学会、一般社団法人日本機械学会、公益社団法人精密工学会、一般社団法人日本自動車部品工業会、一般社団法人日本鋳造協会(順不同)

【名称】金型展 名古屋
【主催】一般社団法人日本金型工業会
【名称】金属プレス加工技術展 名古屋2018
【主催】一般社団法人日本金属プレス工業協会
【協賛】一般社団法人日本自動車部品工業会、一般社団法人日本鍛圧機械工業会、一般社団法人日本金型工業会、一般社団法人型技術協会、一般財団法人素形材センター、一般社団法人日本産業機械工業会、一般社団法人日本ダイカスト協会、日本金属熱処理工業会、一般社団法人日本鋳造協会、一般社団法人日本鍛造協会、一般社団法人日本バルブ工業会、日本粉末冶金工業会、一般社団法人日本塑性加工学会、一般社団法人日本機械学会、公益財団法人天田財団、公益財団法人金型技術振興財団(順不同)

【会期】2018 年 6 月 13 日(水)から 16 日(土)4 日間
【開場時間】10:00~17:00(最終日 16 日は 16:00 まで)
【会場】ポートメッセなごや(名古屋市)
【入場料】1,000 円(登録入場制・税込)※招待券持参者・事前来場登録者は無料
【運営】インターモールド振興会
【予想来場者数】50,000 人

【来場対象】金型メーカー、金型ユーザーなどの金型産業関係者および金属プレス産業関係者自動車・自動車部品、家電・情報通信機器、航空機部品、医療部品、エネルギー関連

▼URL
https://www.intermold.jp/nagoya/

2018年2月分工作機械受注総額は1551.9億円 日工会 

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2018年2月分の受注実績は以下の通り。
 2018年2月分工作機械受注総額は、1551.9億円(前月比+0.5% 前年同月比+39.5%)となった。4カ月連続の1500億円超で過去3番目。2月として過去最高額。国内外の需要は依然旺盛。1000憶円超は16カ月連続。

 内需は582.0億円(前月比+4.7% 前年同月比+43.6%)で、リーマンショック以降、2月での500憶円超は初(従来最高=15年2月:425.8憶円)。12カ月連続の500億円超。自動車や半導体関連を中心に依然堅調。
 外需は970.0億円(前月比△1.8% 前年同月比+37.2%)で、4カ月連続の950憶円超と、高水準持続。単月では過去4番目。アジアが前月から減少するも、欧州、北米は前月から拡大。

 国内外ともに今後も堅調に推移するものと期待。他方、各種海外リスクや、部品調達難に関連した動きなどを注視。

2月分内需

582.0億円(前月比+4.7% 前年同月比+43.6%)。

・12カ月ぶりの500億円超。
・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比は13カ月連続増加。
・自動車や半導体関連に加え、要素部品関連受注も寄与。高水準持続。

① 一般機械  227.5億円(前月比+1.1% 前年同月比+33.8%)
  うち金型   19.7億円(前月比+1.0% 前年同月比△15.8%)

② 自動車   192.4億円(前月比+12.0% 前年同月比+73.0%)
  うち部品   122.5億円(前月比△5.3% 前年同月比+44.5%)

③ 電気・精密 53.1億円(前月比△7.5% 前年同月比+33.9%)

④ 航空機・造船・搬送用機械 25.8億円(前月比△24.5% 前年同月比+42.1%) 

2月分外需

970.0億円(前月比△1.8% 前年同月比+37.2%)

・4か月連続の950憶円超で、直近3カ月に次ぐ過去4番目。
・前月比3カ月連続減少。前年同月比15月連続増加。
・主要3極とも高水準が続く中、2月は前月比でアジアが減少するも欧州で増加。

① ア ジ ア:471.8億円(前月比△8.7% 前年同月比+41.0%)
・東アジア:349.1億円(前月比△15.9% 前年同月比+24.8%)
〈韓 国〉45.4憶円(前月比+21.1% 前年同月比+55.0%) 
〈中 国〉283.9億円(前月比△18.5% 前年同月比+19.6%)
・その他アジア122.7億円(前月比+20.6% 前年同月比+123.0%)
〈イ ン ド〉56.6億円(前月比△48.9% 前年同月比+236.4%)
欧 州:221.1億円(前月比+2.5% 前年同月比+43.6%)
〈ド イ ツ〉58.2億円(前月比+30.6% 前年同月比+39.9%)
〈イタリア〉30.7億円(前月比△5.5% 前年同月比+17.2%) 
② 北   米:261.8億円(前月比+11.5% 前年同月比+26.1%)
〈アメリカ〉228.1億円(前月比+7.1% 前年同月比+26.4%)
〈メキシコ〉 20.9億円(前月比+100.9% 前年同月比+31.8%)

SME日本支部創立55周年記念式典を開催

180312SME1

180312SME2松原 SME日本支部長 SME(Society of Manufacturing Engineers)日本支部(支部長=松原俊介氏)が2月23日(金)、慶應義塾大学 日吉キャンパス 来往舎で、「SME日本支部創立55周年記念式典」を開いた。なお、同支部は1962年にASTEMの180番目の支部として、通産省機械試験所の竹山秀彦氏を中心に会員数93名で発足し、昨年、東京支部から日本支部へ名称を変更した。


 主催者を代表して、松原支部長が、「2017年度のSME International Honor Awardを受賞されたオークマの花木社長に記念講演を頂けることは支部にとっても非常に喜ばしいことだと感じている。55年の長きに亘り、SME日本支部を継続して来られたのは、先生方、先輩方、皆様方のお陰であると感謝申し上げる。それとともに今後のSME日本支部の継続発展を皆様と進めていきたい。」とあいさつした。


180312SME2経済産業省 片岡産業機械課長 来賓を代表して片岡隆一 経済産業省製造産業局産業機械課長が、「55年の永きに亘り関係各位への敬意と表したい。SEMの発足はアメリカのデトロイトとのことで自動車産業とは切っても切れない。工場を支える生産技術の中核は工作機械等であるが近年、IoTを活用したつながる工作機械、すなわち経済産業省が推奨しているコネクテッドインダストリーズの話がますます増えていくのではないかと思っている」と述べ、敬意を表した。

 青山藤詞郎 精密工学会会長の代読を夏 恒 理事が行った。その中で、「SEM日本支部の前進であるSME東京支部の設立以来、永きに亘りものづくり技術者のリーダーシップのもと、アカデミアとの連携のもとに本日まで発展の道を歩まれた。ここに歴代支部長はじめ、顧問、役員、委員会議員、事務局の皆様の献身的なご尽力に改めて敬意を表する次第である。昨今、ものづくり技術を取り巻く社会環境には、世界的に見て大きな変化をみることができる。ドイツを中心にしたインダストリー4.0の構想は新たなものづくり技術に還元する技術のグローバル化に対する今後の方向性を示したもので、産業界における様々な形での関与が進められている。」と示唆し、祝辞を述べた。

 前支部長の青山英樹 慶応技術大学理工学部教授から、歴代支部長3名、永年勤続会員(40年間2名)、特別功労社3名、月例会高出席者(2012~2016年)法人9社(延べ20名以上)、個人8名(10回以上)が表彰された。

現支部長(右)から前支部長(左)へ
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180312SME5オークマ 花木社長による特別講演 第二部の特別記念講演はオークマ(株)花木義麿社長が、「機電融合技術の進化とスマートファクトリーの展望」をテーマに行った。

 第三部の祝賀パーティでは、伊藤伸英 茨城大学工学部機械工学科教授が、「55周年が過ぎたが、100周年に向けて頑張っていくためには、皆様のSM愛が必要。皆様の愛でこの会を盛り上げていきたいと思う。」とあいさつしたあと、乾杯の発声を40代支部長の長江昭充氏が行い、宴もたけなわの頃、散会した。


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SME日本支部創立55周年記念 表彰

■歴代支部長(2013年~2017年)3名
・森 雅彦(第39代 2011~2013年)
・長江昭充(第40代 2014~2015年)
・青山秀樹(第41代 2016~2017年)

■永年勤続会員(40年間)2名
・稲葉清右衛門(1976/6)
・武野仲勝(1976/8)

■特別功労者 3名
・高山一成
・田中克敏
・中村迪彦

■月例高出席者
法人9社(延べ20名以上)
・ヤマザキマザック
・日本精工
・ハイデンハイン
・DMG森精機
・三菱電機
・黒田精工
・ファナック
・福田交易
・しまね産業振興財団
個人8名(10回以上)
・水上悦郎
・白川 周
・谷口 修
・森田譲之
・津屋和夫
・加納健司
・桝田正美
・中村晋也

DMG森精機が画期的なプログラミング不要の新ロボットシステム「MATRIS」の販売を開始

180312DMGMORI1CMX 600 V + MATRIS(外観) DMG森精機(社長=森 雅彦氏)がこのほど、ロボットのプログラミングや操作などの専門知識を必要としない画期的なロボットシステムMATRIS(マトリス)の販売を開始した。

 MATRISとは、「Module Automation Transfer Robot Intelligence System」を表している。周辺機器をモジュール化することで、導入時の据付やシステム構築を短期間で実装できるだけでなく、導入後のレイアウト変更も短期間で完了できるロボットシステムだ。ロボットと周辺機器、そして機械本体をつなぐ制御装置MAPPSconnected(マップスコネクティッド)を搭載し、ロボットプログラムを標準化することで、専門的な技術や知識がなくても、誰でも容易にロボットシステムを操作できるようになる。医療、自動車、産業機械市場に貢献する。定価は、13,400,000円から。販売は100台/年(2018年)を予定している。

MATRISの特長

180312DMGMORI2MATRIS(上部)(1)モジュール化
 ●システムを構成する搬送装置、ワークストッカ、機外計測装置、洗浄装置などをモジュール化
 ・サイズを規格化した設計により、パズルを組み合わせる感覚で自由自在にレイアウトやカスタマイズが可能。
 ●モジュール化することで、導入時のリードタイムを80 %短縮(仕様条件により異なる場合がある)導入後のレイアウト変更も1日で完了。

(2)操作性
 ●ネットワークを活用してロボット、各種モジュール(周辺機器)、機械本体を接続し、システム全体の自動運転を制御する「MAPPSconnected」を搭載。
 ●稼働状況のモニタリングやスケジュール、生産工程などを一元管理
 ・ロボットティーチングの専門知識が無くても設定や保守が可能。
 ●タッチパネル式の操作盤「COMPACTline」から、簡単な操作でジョブ作成や動作設定が可能。
 ●計測、搬送、操作などの履歴や、ジョブ別の稼働履歴などをデータで蓄積
 ・状態を見える化することで、効率的な生産を実現。

(3)パッケージ化
 要望の多い装備をパッケージ化し、高品質、短納期で提供。

 ●ハンドリングパッケージ(ワークストッカ)
 ・10面/14面のパレットを搭載したロータリワークストッカ。機内計測にて自動で不良ワークを判別し排出するため、システムを停止せずに連続稼働が可能。
 ●ハンドリングパッケージ(IN/OUTコンベヤ)
 ・前工程と後工程のワーク自動受け渡しが可能なコンベヤ
 ●ハンドリングパッケージ(トレイチェンジャ)
 ・段積みトレイ方式を採用し、最大8枚のトレイが保管可能なトレイチェンジャ。
 ・ワークを自動でトレイに並べるため、そのままで出荷可能。
 ●メジャリングパッケージ(機外計測装置)
 ・高精度な測定だけでなく、ワークの良否判別を行う計測装置。
 ・測定結果を機械本体にフィードバックし、安定した加工精度を実現。
 ●メジャリングパッケージ(3次元測定機)
 ・多品種ワークにフレキシブルに対応する3次元測定機でワークの任意の箇所を測定可能。

(4)対応機種バリエーション
 ターニングセンタ、マシニングセンタ、5軸加工機など、同社製工作機械に幅広く対応。

(5)顧客サポート
 ●法令に基づく初期講習や、ロボット操作の資格*もDMG森精機アカデミーでバックアップ。
 ・ロボットを使用した「基礎安全講習」を開講。
 ・工作機械本体と併せてロボットの操作も同時にサポート。
 ・ロボットメーカーのスクールの受講が不要な「MATRISコース」も2019年以降開講予定。
 ●工作機械本体と同様のサービス、メンテナンス体制を提供
 ・トラブル時もサービスセンタで24時間365日受付、早期復旧を実現

 なお、MATRISの導入に当っては、ロボット操作の資格が必要となる。