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日本機械工具工業会 2026年4月分 会員統計生産額まとまる
日本機械工具工業会がこのほどまとめた2026年4月分の機械工具生産額は次のとおり。〈( )内は対前年比〉。■生産額 切削工具 421.6億円(118%)、耐摩耗工具 43.2億円(136%)、総合計 473.6億円(119%)。■ドリル生産額 特殊鋼工具 13.8億円(112%)、超硬工具 49.5億円(122%)、ダイヤ・CBN 1億円(100%)、総合計 64.2億円(119%)。■エンドミル生産額 特殊鋼工具 4.7億円(100%)、超硬工具 41.7億円(105%)、ダイヤ・CBN 1.5億円(108%)、総合計 47.9億円(105%)。■カッタ生産額 特殊鋼工具 1.4億円(100%)、超硬工具 7.9億円(142%)、ダイヤ・CBN 0.5億円(123%)、総合計 9.8億円(133%)。■ギヤカッタ生産額 総合計 5.7億円(101%)。■ブローチ生産額 総合計 8.3億円(118%)。■ねじ加工工具生産額 特殊鋼工具 36.3億円(108%)、超硬工具 4.1億円(114%)、総合計 40.4億円(108%)。■バイト生産額 特殊鋼工具 0.2億円(266%)、超硬工具 9.1億円(104%)、総合計 9.2億円(106%)。■リーマ生産額 特殊鋼工具 1.1億円(102%)、超硬工具 2.6億円(107%)、総合計 3.7億円(106%)。■鋸刃カッタ生産額 特殊鋼工具 1.3億円(103%)、超硬工具 0.5億円(88%)、総合計 1.8億円(99%)。■インサート生産額 超硬工具 160.9億円(117%)、ダイヤ・CBN 23.4億円(120%)、総合計 184.3億円(117%)。■ボディ関係生産額 総合計 17.2億円(100%)。■超硬合金生産額 切削用 153.8億円(139%)、耐摩耐触用 22.2億円(115%)、総合計 178.7億円(140%)。
経産省・2026年3月度機械統計 機械工具生産動態調査
経済産業省の2026年3月度 機械工具生産動態調査(機械統計)は以下のとおり。

*機械工具(機械統計)との差はダイヤモンド工具のダイヤモンドドレッサー、グライディングホイール、カッティングソー、セグメント工具、その他ダイヤモンド工具。
*耐摩工具の一部はその他超硬工具に含まれる。
(表出所:日本機械工具工業会)
遊びのオリンピック「WAZA-One GP(ワザワングランプリ)」が6月27日(土)開催

遊びのオリンピック「WAZA-One GP(ワザワングランプリ)」が6月27日(土)、エフピコアリーナふくやま(広島県福山市千代田町1-1-2)で開催される。なお、大会競技に参加できるのは小学生以下。なお、技-1検定と体験チャレンジは、子どもから大人まで自由に参加できる。入場・参加料は無料。
このイベントは、① 遊びから技を磨かせ、手先を鍛える「技術者の養成」、② おじいちゃん、おばあちゃんが子から孫へ、お父さん、お母さんが子どもへ、近所のおじちゃんおばちゃんが子どもたちへ教え合う広がりの「世代間交流」、③ 勝つための工夫、努力、そこからうまれてくる喜びとして「思考力、想像力アップ」、空調設備の整った部屋で遊んでいる子どもたちを外の世界へ「地球環境保護」を目的としている。
競技種目は、①ビー玉、②ベーゴマ、③めんこ、④紙とんぼ、⑤折り紙ヒコーキ、⑥ペーパーロケット(*ペーパーロケットは技-1検定と体験チャレンジのみ)
【名称】遊びのオリンピック「WAZA-One GP」
【日時】2026年6月27日(土)9:00~15:30
【場所】「エフピコアリーナふくやま」(広島県福山市千代田町1-1-2)
砥粒加工学会賛助会員会が女性会員を対象にイベント講演会を開催
砥粒加工学会 賛助会員会が4月27日、DMG森精機 東京グローバルヘッドクォータ(東京都江東区)で女性会員を対象にイベント講演会を開いた。
製造業では依然として女性比率が低く、キャリア形成の参考となるロールモデルや、業界を横断した交流機会の不足が課題となっている。一方、グローバル競争の激化や技術革新が進む中、多様な視点を取り入れたイノベーション創出の重要性は高まっており、業界の持続的な発展に向けた対応が求められている。
こうした中、同賛助会員会ではこれまで展示会合同見学会などを通じ、業界で働く女性同士のネットワーク構築やスキル向上を支援してきた。今年度は講演会形式で開催し、第一線で活躍する女性エンジニアやマネージャー、専門家を招いて最新技術動向や多様なキャリアパスを紹介した。
また、参加者同士が意見交換できる交流の場も設け、エンゲージメント向上を図った。これらの活動を通じて、業界全体の活性化と持続的な発展につなげていく考えだ。
開会に先立ち、賛助会員会副会長の海老塚香子氏(ハイベリオン・マテリアルズ&テクノロジーズ オフィスマネージャー セールスエンジニア)があいさつに立ち、「当業界は女性の数が少ない。今回初めて講演会を企画したのは、女性同士が交流を深める場をつくるため。参加者の皆さまにとって、新たな気付きや考えるきっかけになればうれしい」と述べた。
講演会では、DMG森精機の廣野陽子氏(執行役員 兼 DMG森精機Additive副社長 博士〈工学〉)が「金属Additive Manufacturing(AM)が拓く製造革新」をテーマに講演。近年の製造現場で広く活用されている事例を取り上げ紹介したあと、DMG森精機 東京グローバルヘッドクォータ内のソリューションセンタ(ショールーム)にて、最新機種や最新ソリューションを見学した。
続いて、赤羽優子氏(ティ・ディ・シー社長)が「凹凸組織で超平坦化に挑む」をテーマに同社の研磨技術や性別や立場を問わず働きやすい環境について話した。
冒頭あいさつに立った海老原氏からは、「工業用ダイヤモンドの最前線とグローバル企業文化」をテーマに、工業用ダイヤモンドや超硬合金を取り巻くサプライチェーンの課題について解説。あわせて、グローバル企業での実体験を交えながら、ダイバーシティや企業文化の重要性について紹介した。
堀越睦美氏(日本キスラー セールスエンジニア 博士〈工学〉)は、「切削・研削の見える化と最新応用事例」をテーマに加工時の切削力を測定・可視化することで生産効率向上につなげた事例を紹介した。また、自身のキャリア形成に関する経験について語った。
製造現場ドットコム運営者の那須直美(インダストリー・ジャパン 社長)が「女性ジャーナリストからみた製造業の未来とダイバーシティ」をテーマに、製造業における課題やダイバーシティ&インクルージョンについて説明をした。
講演終了後、講師によるディープディスカッションが行われたあと、情報交換会が開かれた。
芝浦機械が中国安徽省に新製造現地法人(芝机精密机械(安徽)有限公司)を設立
芝浦機械(社長=坂元繁友氏)がこのほど、中国市場における更なる事業拡大と経営効率の向上を目的に、中国安徽省に新製造現地法人(芝机精密机械(安徽)有限公司)を設立した。 同社は2002年に中国上海市に製造現地法人を設立し、中国・東アジア市場への供給体制を築いてきた。昨今の市場環境の変化に対応し、更なる原価低減と競争力強化を図るため、2024年より小型射出成形機の生産を中国国内のパートナー企業へOEM委託する体制への移行を進めてきたが、このほどOEMへの移行が完了したことを受け、生産規模及び生産効率の最適化を企図し、新たに中国安徽省に製造現地法人を設立。なお、これに伴い、中国上海市の既存製造現地法人は閉鎖する予定。■中国新製造現地法人の概要会社名:芝机精密机械(安徽)有限公司(英語表記:SHIBAURA MACHINE (ANHUI) CO., LTD.)所在地:中華人民共和国、安徽省資本金:US$4,000,000事業目的:射出成形機等の製造・販売・サービス等営業開始日:2026年5月1日
オーエスジーがAE-VMシリーズのショート形「AE-VMS」に小径サイズを追加

オーエスジーがこのほど超硬防振型エンドミル AE-VMシリーズのショート形「AE-VMS」に小径サイズを追加した。
同シリーズは、炭素鋼・合金鋼・ステンレス鋼からチタン合金・Ni基合金まで幅広い被削材に対応可能な超硬防振型エンドミル。
工具剛性と切りくず排出性を両立した溝フォームにより安定加工を実現し、部品加工でもバリを抑制する。
追加サイズラインナップは、以下の通り。
●スクエアタイプ:外径1、1.5、2、2.5、3.5、4.5、5.5
●ライトアングルタイプ:外径1-RA、2-RA
●ラジアスタイプ:外径×コーナ半径 1×R0.1、1×R0.2、2×R0.1、2×R0.2
不二越が次世代の協働ロボット「COPARO MZ S」シリーズを拡充
不二越がこのほど、次世代の協働ロボット「COPARO MZ S」シリーズのナインナップを拡充した。先進国を中心とした労働人口の減少や人件費の高騰を背景に、製造現場ではAI化・自動化のニーズが高まっている。これに伴い、人との協働作業や柔軟な生産ラインに対応できる協働ロボットの需要が拡大しており、フィジカルAIを搭載したロボットの開発が急速に進んでいる。
こうしたことから、同社は拡大するAI化・自動化ニーズへの対応を強化している。2025年12月にはAI とロボットを融合した自律型ロボットの開発・市場投入に向けた第一歩として小型協働「MZS05」を発売。同製品はロボットクラストップレベルの高速・高精度による高い生産性を維持しながら、独自センサーを搭載。従来の協働ロボットにはない、人や障害物に接触する前に停止する機能を備えている。
MZS05の市場投入後、多くのユーザーからその性能を評価される一方で、より可搬重量が大きく、よりロングリーチな協働ロボットを期待する声が寄せられたことを受け、今回、可搬重量を12Kg・18Kgとし、動作範囲を拡大した「MZS12」・「MZS18」をラインナップに追加し市場投入した。今後も、ニーズに合わせたラインナップの拡充、新しい「COPARO」ロボットの開発を進め、顧客の生産性と品質の向上に貢献していく。
同社では、MZX05をはじめとした進化した次世代の協働ロボットや、自律型ロボットを「COPARO」(COPARO=Collaborative Partner Robotの略)シリーズと位置付け、より多くの生産現場で「COPARO」が導入され、人の頼れる同僚として働き、愛着をもって使われることを目指していく方針。
なお、販売目標は「MZS12」「MZS18」各2,400台/年。
三菱マテリアルが転削加工用PVDコーテッド超硬材種「MP1200」シリーズ 新発売

三菱マテリアル プロダクト領域 超硬製品事業部がこのほど、転削加工用PVDコーテッド超硬材種「MP1200」シリーズを発売した。
転削加工用PVDコーテッド超硬材種「MP1200」シリーズは、新多積層PVDコーティング技術「Gene-Tenax(ジェネ・テナックス)コーティング」を採用し、耐摩耗性、耐熱性、耐溶着性を高次元で両立させたオールラウンダー材種。
多様な被削材に対して安定した切削性能を発揮し、幅広い加工シーンに対応する。このシリーズでは、シミュレーション技術を活用し被削材種類ごとの切削加工時の刃先負荷と刃先温度を精密に解析し材種設計を行っている。
被削材や加工形態に応じて最適な性能を発揮するマルチグレードシステムを採用しており、工具選定の簡素化と加工の安定化を実現する。
〈特長〉
(1)新多積層PVDコーティングにより、耐摩耗性・耐熱性・耐溶着性を向上。
(2)超硬母材との高い密着強度により、耐欠損性に優れ、安定した加工を実現。
(3)鋼、鋳鉄/ダクタイル鋳鉄、ステンレス鋼、チタン合金、耐熱合金など、幅広い被削材の加工に対応。
アマダの高出力ファイバーレーザ発振器「ENSIS-26000」が第18回(2026年)「レーザー学会産業賞 奨励賞」を受賞
アマダ(社長=山梨貴昭氏)が開発した高出力ファイバーレーザ発振器「ENSIS-26000」が、レーザー学会が主催する第18回(2026年)「レーザー学会産業賞」において「奨励賞」を受賞した。これに伴い、2026年4月23日にパシフィコ横浜にて授与式が執り行われた。
レーザー学会産業賞はレーザに関する製品・技術の開発、実用化、普及などにおいて、国内のレーザ関連産業の発展に貢献しうる優秀なものに対し授与されるもので、なかでも「奨励賞」は、市場の開拓および将来性を重視して選定される。
「ENSIS-26000」は、ビーム品質を維持したまま最大26kWの超高出力化を実現したファイバーレーザ発振器。新たに開発した最大15kWのシングルレーザモジュールの高輝度な光を、独自技術「高輝度維持合波」によって空間上で重ね合わせることで、超高出力化を実現。さらに、ビーム形状を自在にコントロールする「ENSISテクノロジー」をそれぞれのレーザモジュールに搭載し、これらを独立して制御することで、多種多様なビームプロファイルの生成が可能になった。
これらの技術を組み合わせることで、出力向上に伴うビーム品質低下という従来の課題を解決し、中厚板加工における高速化と高品質化を両立している。今回の選考では、これらの独自技術による加工領域の拡大と生産性向上が高く評価された。市場ニーズに合致した将来性の高い技術として、今後の普及とさらなる発展が期待されている。
