2020年6月分工作機械受注総額は671.9億円 日工会 

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2020年6月分の受注実績は以下の通り。
2020年6月分工作機械受注総額は、671.9億円(前月比+31.1% 前年同月比△32.1%)となった。受注総額は、3カ月ぶりの600億円超も、6月単月では2009年(349.7億円)以来11年ぶりの700億円割れと、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により需要低迷が続く。
    
 内需は233.6億円(前月比+28.4% 前年同月比△38.0%)で、停滞していた受注が経済活動再会で発言し、2カ月ぶりの200億円超も、6月単月では2009年(144.6億円)以来、11年ぶりの250億円割れ。

 外需は438.3億円(前月比+32.6% 前年同月比△28.4%)で、主要3極全てで前月比増加し、3カ月ぶりの400億円超。一方、6月の450億円割れは、2009年(205.1億円)以来11ぶりと依然低水準。

 持ち直しに向けた動きが一部でうかがえるものの、感染拡大の収束にはほど遠く、今後の動向を注視。


6月分内需


233.6億円(前月比+28.4% 前年同月比△38.0%)。

・2カ月ぶりの200億円超。6月の250億円割れは2009年(144.6億円)以来11年ぶり。
・前月比3カ月ぶり増加。前年同月比19カ月連続減少。
・4、5月の受注予定分が6月にずれ込み前月比増加も、国内需要は依然弱含み。

200805日工会1

(出所:日本工作機械工業会)

6月分外需


438.3億円(前月比+32.6% 前年同月比△28.4%)

・3カ月ぶりの4000億円超。6月の400億円割れは、2009年(205.1億円)以来11年ぶり。
・前月比6カ月ぶり増加。前年同月比21カ月連続減少。
・中国の増加が続き、欧州・北米でも前月比増加し、前月比は6カ月ぶりの増加。

200805日工会2

(出所:日本工作機械工業会)

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