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タンガロイ 木下社長に聞く ~年間60件もの新製品を市場投入!~ 

 新製品の開発を加速させているタンガロイ(社長=木下 聡氏、本社:福島県いわき市)は、金属加工技術が急速に進化していることから、生産性の高い製品群をつくるために日々注力している。コロナウイルス感染拡大の影響でオンライン開催となったが、本年4月に新製品発表会が開催され、同社会長兼IMC社長のジェイコブ・ハルパズ氏も創造性溢れる新製品のプレゼンテーションを行った。また、10月にポートメッセで開催される「メカトロテック(MECT)ジャパン2021」でもユーザーの生産性を向上させる革新的な「ADDFORCE製品群」などを展開する予定だ。

 木下社長にお話しを伺った。
 

鋳造から加工まで一貫生産 田島軽金属の凄み ~砂型アルミ鋳造技術で未来を創造~

 製造業には特殊な技術を有している企業が存在する。世界が求める軽量高剛性材料の鋳造技術を有する田島軽金属(社長=田島正明氏、本社/工場:埼玉県羽生市)は、大型アルミ鋳造、大型低圧鋳造、アルミ基複合材料(MMC)低圧鋳造を得意として複雑な形状や多品種小ロットにも対応し、新材料や・高剛性材料の開発にも注力、鋳造から加工まで一貫生産する強みを持つ。特急案件や納期短縮化も実行しており、これらを支える技術もさることながら、現場の効率化により女性の活躍も目立つ。また、多国籍採用も実施しており、約30社の多様な協力会社や大学および外部機関との連携が強いのも特長だ。本社/工場は、東北自動車道羽生インターチェンジに隣接し、全国にタイムリーな配送も実現している。

 田島社長にお話しを伺うとともに工場内を取材した。
 

岡本工作機械製作所の「平歯車研削盤ASG-2形」 日本機械学会「機械遺産」に認定 

 日本工業大学・工業技術博物館(館長=清水伸二氏 同大学客員教授、上智大学名誉教授、MAMTEC代表)所蔵の岡本専用機械製作所(現:岡本工作機械製作所、 社長=石井常路氏)の「平歯車研削盤ASG-2形」がこのほど、日本機械学会「機械遺産」に認定された。 

 このマシンは、同社の創業者である岡本覚三郎氏が呉海軍工廠からの注文で歯車研削盤の設計に着手し、度重なる試行錯誤を経て1930(昭和5)年に国産初の「平歯車研削盤ASG- 2形」を完成。終戦の1945(昭和20)年までに13台を製造したもののひとつ。

 研削できる歯車の最大ピッチ円直径は500mm、歯幅は最大200mm、モジュールは最大 8。歯車を交換することにより、歯数などが異なる歯車の加工に対応できる独創的な機構を有している。
 

「お客様の課題に向き合い加工イノベーションを実現していく」 ~ MOLDINO 鶴巻社長に聞く~

 昨年、三菱マテリアルの完全子会社となったMOLDINO。1928年の創業以来、エポックシリーズ、アルファシリーズ、ガレアシリーズなど加工現場にインパクトと新たな価値を与える切削工具を加工現場に提供し、様々な加工ニーズに応えている。本年4月、新社長に鶴巻二三男氏が就任した。

 「お客様の課題に真摯に向き合う真のパートナーとして、私たちは未知の領域にも挑戦を続け、加工イノベーションを実現していく決意です。」と話す鶴巻社長。グローバルに成長させるべく新しい風を吹き込んでいる。

「歴史的名機が集結」 清水伸二 日本工業大学 工業技術博物館館長に聞く

 明治から昭和にかけて産業の発展に寄与した工作機械を動態保存・展示している日本工業大学 工業技術博物館(館長=清水伸二氏 同大学客員教授、 上智大学名誉教授、MAMTEC代表)。展示されている機械や機器類は大小合わせて400点以上に及び、そのうち収蔵機器178点が国の登録有形文化財だ。工作機械は、あらゆる機械をつくり出す基になっていることから〝マザーマシン(母なる機械)〟ともいわれているが、同博物館には、わが国の産業の発展に貢献したマシン270台以上が機種別・製造年代順に展示されており、うち約7 割が運転可能な状態で保存されている。かつての町工場も復元してあることから、ものづくりの重要性を学びながら楽しむことができる貴重な博物館となっている。

 工作機械業界の第一人者として活躍している清水館長にお話しを伺うとともに、工業博物館をレポートする。
 

目標は不良品ゼロ! 工作機械業界に貢献するブルーム-ノボテスト Alexander Blum社長に聞く

 ユニークで画期的な技術により、世界中の製造業に貢献しているブルーム-ノボテスト(社長=Alexander Blum氏)は、ドイツに本社を構え、革新的な測定・試験技術などを工作機械、自動車、航空機、エネルギー、医療機器などありとあらゆる産業分野を対象に提供し、信頼を得ている。2017年に登場した『LC50-DIGILOG』はレーザー測定技術に革新をもたらせたとして大きな注目を浴び、今では製造現場の自動化による高能率化と安定品質の確保に大きな安心感を与えている。

「対応は素早く、謙虚な姿勢で臨む」BIG DAISHOWA Japan 西野社長に聞く

 

 BIG DAISHOWAホールディングス・BIG DAISHOWA(社長=仲谷穣治氏)が昨年12月、国内営業本部と海外営業本部をそれぞれ新会社として発足させた。国内営業本部は、BIG DAISHOWA Japan、海外営業本部は、BIG DAISHOWA Internationalとして2021年1月に生まれ変わり、新たなフェーズを歩き始めている。これに伴い、従来の本社・製造会社とは別に新社屋を大阪本社(東大阪市西石切町)と東京本社(東京都豊島区駒込)に建て、さらなる効率アップを図っている。

  国内においてBIG製品の拡販に注力するBIG DAISHOWA Japanの新社長に就任した西野秀哉社長は、営業一筋に歩んできた。「製販別々の場所に本社を設けることにより対応はさらに素早く、謙虚な姿勢で臨みたい。」と意気込みをみせる。西野社長に新社屋を建てたメリットや営業方針などをお聞きした。

【タンガロイ】『MATRIX』で時間の有効活用を! 

 タンガロイ(社長=木下 聡氏)が製造現場のコスト改善に着目したのは、〝工具管理システム〟だった――。現在、製造現場では、利益向上を目的として能率が良く長寿命の工具で加工を行い、総合的に製造コストを削減していく流れにある。もちろん同社でも品質の高い高能率工具を市場に提供し高い評価を得ているが、今回はこれに加え、さらなる製造現場のコスト改善を目的にしたシステムを提案し、話題を呼んでいる。タンガロイが提案する工具管理システム『MATRIX(マトリックス)』とは!? 

安田工業 新規事業開発課が熱い! ~クリエーターを刺激する『Labonos』が製造工程を変える~

 現在、製造業界で大注目の『Labonos(ラボノス)』は、安田工業(社長=安田拓人氏)の技術本部 開発部 新規事業開発課が開発したマシンだ。3Dプリンタと同等以上の使いやすさを実現しているにもかかわらず、精度の高い切削加工を行うという、3Dプリンタとマシニングセンタの良いとこ取りをした画期的なマシンである。したがって従来の切削加工機で必要だった専門知識は不要であり、たとえ意匠性の高い複雑形状であっても、誰もが簡単に美しい加工が行えるシステムを搭載しているのが特長だ。

 同社の新規事業開発課を訪ね、『Labonos』の開発に至った経緯や、マシンの技術的特性について徹底取材した。
 

「100周年を迎える頃にはますます輝いている会社に」オーエスジー 大沢社長に聞く

 本年2月20日付けで社長兼最高執行責任者(COO)に就任した大沢伸朗(おおさわのぶあき)氏。

 創業者である大沢秀雄氏の孫で5代目の社長になる。1991年にオーエスジー販売(現オーエスジー)に入社してから製造部等に勤務し、その後、OSG UK 、OSG Europe S.A.の社長を務め、欧州で活躍した。

 また、日本のものづくりを支える科学技術の振興に寄与することを目的とした大沢科学技術振興財団理事長も現任している。オーエスジーに入社してから30年という節目に社長に就任した大沢氏にお話を伺った。