直径6ミリ以下の小径エンドミルに特化し、成長を続けている日進工具(社長=後藤弘治氏)。完全国内生産の同社は切削工具を製造する機械も自社開発のオリジナル。精度の高い製品を自動化された生産ライン製造されるエンドミルは10,000アイテム以上もありながら安定生産を誇り、日本の強みとされている電子部品製造や精密加工分野に貢献している。
この小さなエンドミルを活用しているユーザーの1人が、独立時計師の浅岡 肇氏(東京時計精密社長)だ。浅岡氏が製作する希少性の高い時計は、精度の高さと美しさを兼ね備えた芸術品として高い評価を博しており、世界中のセレブや時計マニアの心を掴んで離さない。お二人に製品をクリエイトするためのこだわりや、今後の展開などをざっくばらんに語って頂いた。