注目記事 2025年分

ミネベアミツミ製の新設計ボールベアリングが大塚ローテック製機械式腕時計「5号改」採用

 ミネベアミツミ(会長 CEO=貝沼由久氏)が、このほど新設計極小ベアリングと世界最小ボールベアリングが国産時計ブランドの大塚ローテックの機械式腕時計『5号改』に採用されたと発表した。 大塚ローテックは、時計会のアカデミー賞と呼ばれている「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ2024」のチャレンジ部門でグランプリを受賞した現代の名工である片山次朗氏の国産時計ブランドで、『5号改』は、衛星のように周回する文字盤と固定されたメモリが組み合わさって時間を刻む〝サテライトアワー機構〟を搭載した初の国産腕時計であると同時に、世界で初めて、"時ディスク"自体をピンやボールベアリングに当てて切り替えるサテライトアワー機構(東京時計精密調べ)の機械式腕時計。 

 ヤマザキマザック 「JIMTOFアンコールフェア」で来場者を魅了! ~JIMTOFでは展示されなかった最新機種も披露~

 ヤマザキマザックが同社美濃加茂製作所第一工場 ワールドテクノロジーセンタ(岐阜県美濃加茂市蜂屋町中蜂屋山崎333)で、12月4日から6日までの3日間、「JIMTOFアンコールフェア」を開催した。 今回のイベントは、「JIMTOF2024」で展示された機種をはじめ工作機械、レーザ加工機、自動化システムも多数出展し、多くの来場者を魅了した。今回は、そのなかで特に注目したい新機種やシステムなどについて掲載する。 

【令和7年 年頭所感】武藤容治 経済産業大臣

〈はじめに〉令和7年の新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 昨年は、年始の能登半島地震をはじめとして、台風や豪雨など、多くの予期せぬ自然災害が発生した一年でした。被災された方々に、改めて心よりお見舞いを申し上げます。また、特に能登半島地震で被害を受けた地域では、なりわいの再建をはじめ、復旧・復興への道のりはいまだ半ばです。私も昨年実際に現地に足を運び、被害に遭われた現場をこの目で見て、被災された事業者の方々の再建への思いをお伺いしました。度重なる災害により、地域の未来のために歩んでいる方々の思いが絶たれることがあってはなりません。経済産業省としても、昨年とりまとめた経済対策に盛り込んだ支援施策等も通じて、引き続き復旧・復興に全力を尽くしてまいります。