ミネベアミツミ(会長 CEO=貝沼由久氏)が、このほど新設計極小ベアリングと世界最小ボールベアリングが国産時計ブランドの大塚ローテックの機械式腕時計『5号改』に採用されたと発表した。 大塚ローテックは、時計会のアカデミー賞と呼ばれている「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ2024」のチャレンジ部門でグランプリを受賞した現代の名工である片山次朗氏の国産時計ブランドで、『5号改』は、衛星のように周回する文字盤と固定されたメモリが組み合わさって時間を刻む〝サテライトアワー機構〟を搭載した初の国産腕時計であると同時に、世界で初めて、"時ディスク"自体をピンやボールベアリングに当てて切り替えるサテライトアワー機構(東京時計精密調べ)の機械式腕時計。