注目記事 2025年分

一足早くフランクフルトで開催された『EMO ハノーバー2025』プレビューイベントを徹底レポート!

 今年で50周年を迎えるEMOハノーバー(EMO Hannover:主催=ドイツ工作機械工業会/ドイツメッセ)が本年9月22日(月)から26日の5日間、ハノーバー国際見本市会場で開催されるにあたり、一足早く『EMO ハノーバー2025』プレビューイベントが7月10日~11日の2日間、ドイツ・フランクフルトで開かれた。2日目はダルムシュタット大学・ETAファクトリー(エネルギー技術と生産応用のコンピテンスセンター)にて研究プロジェクトを取材した。この様子をレポートする。 

未来志向の中小企業に強い味方! 既存マシニングセンタで簡単自動化・省力化を提案するユキワ精工 酒巻社長に聞く

 現在、労働人口の減少を背景に製造業の自動化・省力化がトレンドとなっているが、これを実現するには、それなりの設備を取り入れなければならず、多くの費用がかかることから特に中小・零細企業にとっては依然としてハードルが高い傾向にある。ユキワ精工(社長=酒巻弘和氏 本社:新潟県小千谷市千谷)では、こうした製造現場の声を受け、既存のマシニングセンタでワークの自動交換に貢献するシステムを提供し、反響を呼んでいる。同社の工場を見学するとともに、酒巻社長に簡素化した自動化・省人化システムを提供するに至った経緯を伺った。

【JTA設立10周年記念特別座談会】「2015年2団体統合へ あの頃あの時」

 日本機械工具工業会(以下JTA)が本年設立10周年を迎えるにあたり6月2日(月)に東京マリオットホテル(東京都品川区)でJTA設立10周年記念特別座談会『2015年2団体統合へ あの頃あの時』を開いた。この企画は統合当時の出来事を後世に残す狙いがある。 日本機械工具工業会は2015年に超硬工具協会と日本工具工業会が統合して設立された団体で、日本機械工具工業会としての歴史は10年を迎えるが、両団体が設立されたのは1948年。実質は77年という歴史がある。 

【山縣社長に聞く】アライドマテリアル酒田製作所には世界の課題解決に向けた技術があった! ~人類初 超大型国際プロジェクトITERとは~

 タングステン、モリブデンなど高融点金属材料の精製・素材製造・加工技術とダイヤモンド精密工具の製造及び精密加工技術を有し、住友電工グループの産業素材部門の要として成長を続けているアライドマテリアル(社長=山縣一夫氏、本社:東京都中央区銀座)。 現在、世界中で脱炭素社会に向けた動きが活発化している。これを実現するためにはテクノロジーの力が不可欠だが、同社では、核融合実験炉「ITER」(イーター)と呼ばれる国際プロジェクトにて、核融合エネルギーを安全で実用的な電力源にするための実験施設に適したタングステン材を開発、特殊接合法によりタングステンと無酸素銅を接合した〝タングステンモノブロック〟を製造している企業だ。山縣社長にお話しを聞くとともに、同社酒田製作所を取材した。 

「新たな成長に向けて変革に取り組み果敢に挑戦する」北川鉄工所 キタガワグローバルハンドカンパニー 松葉社長に聞く

 北川鉄工所(本社:広島県府中市)は本社および周辺工場を2028年3月までに再編するとして現在工事が進んでいるが、同社の中核を担うグローバルハンドカンパニー(上席執行役員 キタガワグローバルハンドカンパニー社長=松葉範仁氏)の新たな生産拠点として本年1月、新工場『FACTORYⅠ』が完成し、増産体制を強化している。また、本年秋にも好調なインドに建設中の工場が稼働する予定であり、グローバルで力強い営業展開を推進している。 できたてホヤホヤのFACTORYⅠの魅力に加え、松葉社長にグローバルな需要への対応や人材育成についてお話しを伺った。 

【トップインタビュー】「販売しているのはお客様の生産性」ブルーム-ノボテスト 朝尾社長に聞く

 昨年、ドイツに本社を構えるブルーム-ノボテストの日本法人(愛知県小牧市大山)が設立25周年を迎え、本年1月1日付けで新社長に朝尾信之氏が就任した。同社が提供する製品の数々は、製造現場の自動化による高能率化と安定品質の確保に大きく貢献している。 朝尾社長に今後の取り組みや、営業方針、意気込みなどについてお話しを伺った。 

早期に定員オーバーとなってしまった貴重なコラボセミナーに特別潜入! ~三菱マテリアル×シチズンマシナリーがコラボセミナーを開催 ~切りくず絡みを抑制するLFV(低周波振動切削)技術で安定した連続加工を実現する加工のポイント~

 三菱マテリアルとシチズンマシナリーが、3月12日(水)、三菱マテリアル中部テクニカルセンター(岐阜県安八郡神戸町横井)でコラボセミナーを開いた。中部テクニカルセンターは、切削加工ユーザーの技術サポートを目的に、CAM/CAE解析・シミュレーション、切削試験、切削工具の選定とその利用技術の支援や教育研修といった切削工具の総合的なソリューションを提供するとともに、オープンラボとしての機能を併せ持つ施設だ。高精度マシニングセンター、複合加工機、自動盤など、それぞれ仕様の異なる加工設備を導入している。今回は、現在、世界中の市場で生産性向上に寄与する機能として注目を集めている〝低周波振動切削技術〟(以下LFV)を有するシチズンマシナリーの『Cincom L20ⅫB5』とLFVに適した三菱マテリアルの最新工具で実加工を交えながら講義を行った。切削工具がLFVへ与える影響や、切りくず分断性やワークの違いから考える最適な切削工具について取材した。 

工具製造技術と研削加工の専門技術展「GTJ2025」をレポート ~今年初開催「SiC,GaN加工技術展2025」も同時開催~

 3月5日(水)~3月7日(金)までの3日間、幕張メッセ8ホールで開催されたGrinding Technology Japan2025」(略称GTJ2025)(主催=日本工業出版、産経新聞社)が開催され、研削加工技術、工具製造技術に関する最新情報を発信した。研削加工分野でも自動化、無人化の動きは加速するに伴い、技能、ノウハウに関する情報も豊富に展開していた。併催した本年初開催となる「SiC,GaN加工技術展2025」も、先進パワー半導体ウエハの量産化ニーズの高まりをうけ、高額な加工コストのの低減が課題とされているが、これらの課題解決に向けた提案がなされていた。

「TIMTOS2025」リポート ~台湾TIMTOSが30回目の節目 最大輸出先・中国から来場なく異例の開催~

 台北国際工作機械見本市(TIMTOS)2025が3月3日から8日までの6日間、台湾・台北市内2ヵ所の会場で開催された。30回目の節目を迎えた今回展には、地元の台湾だけでなく米国や日本のほか、インドやベトナムなどの新興国からもバイヤーたちが来場した。台湾の工作機械業界にとり最大の輸出先、中国の不動産不況の影響が長期化し、消費低迷の影響が続く。米中と台中間の外交問題から、中国人来場者が大幅に減少するなど、過去にない異例の状況下での開催となった。TIMTOS会場で、台湾の工作機械業界が置かれた現状を取材した。【台北=是州煩太(文・写真)】

MOLDINO 「新商品で切り拓く、ギガキャストと燃料電池の革新ソリューション」

 MOLDINO(社長=金子善昭氏、本社=東京都墨田区)が2月17日、同社成田工場ソリューションセンターで「新商品で切り拓く、ギガキャストと燃料電池の革新ソリューション」をコンセプトに2025年新商品記者発表会を開いた。 同社が新商品について記者発表会を開くのは今回が初。現在、製造現場のトレンドでもあるギガキャストと燃料電池をメインに具体的な工具の使用方法や提案内容について加工実演を交えて詳しく説明をした。「重要顧客である金型産業において生産効率の改善の一助になれば幸い。」と金子社長はあいさつのなかで思いを述べている。