DMG森精機 超高速 非接触機上計測システム 販売開始 ~加工機と計測技術の融合~

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非接触機上計測システムによる計測の様子

 DMG森精機がこのほど、加工ワークの形状計測を自動化する「非接触機上計測システム」の販売を開始した。

 製品を設計通りに作り、品質を保証するために重要なことは、正しく計測を行うことだが、工作機械を使用した加工現場でも加工精度を保つために計測工程があり、例えば、加工ワークが公差内に収まっているか、寸法精度の計測が必要であり、計測作業は、加工精度を維持するために重要な工程の一つとされている。

 この作業には時間が掛かるため作業者の負担も大きく、また全員が正確に計測できる技術がなければ生産性低下やクレームの要因となる。そこで同社では、こうした現場のニーズを背景に、最新のセンシング技術を用いて工作機械上でワークの自動計測を行う「非接触機上計測システム」を開発した。システムに使用する非接触タイプのレーザスキャナは、2019年11月に包括的な業務提携を行うことで基本合意したニコンの製品を使用している。ニコンが持つ計測技術のノウハウと同社の最新のセンシング技術を融合させることで、高速に、より高精度な計測を実現する。

↓Webサイトで動画を公開↓
https://www.dmgmori.co.jp/movie_library/movie/id=5485

主な特長

① 計測作業時間の短縮
 ・工作機械上で計測できるため計測専用機への乗せ換え不要。工程集約により段取り時間を1/10に削減(加工機と測定位置やワークサイズ等の条件により異なる)。
 ・1秒間に70,000点/200,000点の点群データを取得する2種類のレーザスキャナにより短時間で計測を実現。
 ・大型ギヤやタービンブレードなど、大型・複雑形状ワークでも短時間で計測。

② 簡単な計測方法
 ・レーザスキャナを工作機械の主軸に取り付けるだけで、使用している工作機械ですぐに使用可能。
 ・専用計測機と比べて1/5程度のコストで導入が可能(同社調べによる大型歯車測定機の導入と比較した場合の価格比で算出)。
 ・レーザ照射により点群をμm単位で計測。
 ・計測結果はパソコンに即座に表示。
 ・ワーク寸法ではなく、形状をデータ化できるため、CAD図面と重ねて測定結果を確認。
③ 高精度な計測
 ・面で計測を行うため測定時間を短縮、さらに高精度な測定が可能。
 ・同社の主軸制御技術と計測専門メーカーの計測ノウハウにより、専用機と同等の測定精度を実現。
 ・専用のワーク計測評価ソフトウェアにより、計測結果の評価を自動で実施。

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