2021年3月分工作機械受注総額は1278.8億円 日工会 

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2021年3月分の受注実績は以下の通り。

 2021年3月分工作機械受注総額は、1278.8億円(前月比+21.1% 前年同月比+65.1%)となった。受注総額は、2019年3月(1306.6億円)以来、24カ月ぶりの1,200億円超。年度末効果もあり、内外需とも前月から2カ月連続増加し、回復が継続。

    
 内需は404.9億円(前月比+32.9% 前年同月比+18.2%)で、18カ月ぶりの400億円超。前年同月比は28カ月ぶりの増加で、幅広い業種で動きが見られ、全11業種中9業種で前月比増。

 外需は873.9億円(前月比+16.3% 前年同月比+102.3%)で、29カ月ぶりの800億円超。主要3極全てで前月比、前年同月比とも増加し、好調な中国以外でもコロナ禍以前の水準に戻りつつある。

 全地域的に回復が進みつつあり、今後のさらなる回復に期待する一方、感染拡大状況について引き続き注視。

3月分内需

404.9億円(前月比+32.9% 前年同月比+18.2%)。

・2019年9月(460.7億円)以来、18カ月ぶりの400億円超。
・前月比2カ月ぶり増加、前年同月比28カ月ぶり増加。
・年度末効果もあり、幅広い業種で動きが見られ、2019年半ば頃の水準に回復。

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(出所:日本工作機械工業会)

3月分外需

873.9億円(前月比+16.3% 前年同月比+102.3%)

・2018年10月(819.3億円)以来、29カ月ぶりの800億円超。
・前月比2カ月連続増加、前年同月比5カ月連続増加。
・アジアがさらに伸長、欧米も2019年央の水準まで増加し、前年同月比は2倍の増加。

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(出所:日本工作機械工業会)

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