2018年6月分工作機械受注総額は1592.9億円 日工会
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2018年6月分の受注実績は以下の通り。
2018年6月分工作機械受注総額は、1592.9億円(前月比+6.7% 前年同月比+11.4%)となった。2カ月ぶりの1500億円超。6月として過去最高額(従来:2017年6月 1429.7憶円)旺盛な国内需要が継続。1,000憶円超は20カ月連続。
内需は629.8億円(前月比+0.1% 前年同月比+15.1%)で、4か月連続の600憶円超。リーマンショック以降で4番目の高水準。自動車や半導体関連を中心に幅広い業種で好調持続。
外需は963.1億円(前月比+11.5% 前年同月比+9.1%)で、2カ月ぶりの900憶円超。6月では初の900億円超(従来最高:2017年6月 882.7絵億円)中国でのEMS関連受注は落ち着くも、外需全体で高水準の受注が継続。
これまでにない高水準が継続。今後も高原状態で推移するものと期待。他方、各種海外リスクや、納期の長期化による影響などを注視。
6月分内需
629億円(前月比+0.1% 前年同月比+15.1%)。
・4カ月ぶりの600億円超。
・前月比3カ月ぶり増加。前年同月比は17カ月連続増加。
・リーマンショック以降では6月としての最高額(従来15年6月 603憶円・・省エネ補助金効果)
① 一般機械 248.6億円(前月比△3.6% 前年同月比+6.6%)
うち金型 26.0億円(前月比+18.0% 前年同月比△11.2%)
② 自動車 216.0億円(前月比+2.7% 前年同月比+31.5%)
うち部品 129.5億円(前月比△9.8% 前年同月比+13.9%)
③ 電気・精密 66.4億円(前月比+16.1% 前年同月比+21.4%)
④ 航空機・造船・搬送用機械 14.2億円(前月比△6.6% 前年同月比+44.4%)
6月分外需
963.1億円(前月比+11.5% 前年同月比+9.1%)
・2か月ぶりの900憶円超。過去6番目の高水準。
・前月比3カ月ぶり増加。前年同月比19月連続増加。
・主要3極とも前月から増加。北米が過去2番目の高水準となるなど、世界的に好調持続。。
①ア ジ ア:450.3億円(前月比+12.5% 前年同月比△3.9%)
・東アジア:351.9億円(前月比+18.8% 前年同月比△3.0%)
〈韓 国〉37.9憶円(前月比+83.1% 前年同月比+19.9%)
〈中 国〉285.5億円(前月比+15.6% 前年同月比△7.7%)
・その他アジア98.4億円(前月比△5.5% 前年同月比△7.1%)
〈イ ン ド〉31.4億円(前月比△28.9% 前年同月比+47.2%)
欧 州:214.2億円(前月比+10.0% 前年同月比+19.2%)
〈ド イ ツ〉52.1億円(前月比+19.0% 前年同月比+42.0%)
〈イタリア〉37.2億円(前月比+15.6% 前年同月比+6.3%)
②北 米:285.5億円(前月比+11.2% 前年同月比+27.6%)
〈アメリカ〉228.4億円(前月比△1.1% 前年同月比+24.7%)
〈メキシコ〉 38.5億円(前月比+296.8% 前年同月比+99.3%)