「第29回JIMTOF2018」が11月1日から東京ビッグサイトで開催! テーマは「未来へつなぐ、技術の大樹」
「JIMTOF2018(第29回日本国際工作機械見本市)」が本年11月1日(木)から6日(火)の6日間、東京ビッグサイト(東京国際展示場)全館で開催する。入場料は、前売り1,000円(税込)、当日3,000円(税込)、学生無料。いずれも完全登録制。
今回の出展規模は、1,085社(直接出展832社〈重複除く〉、共同・内部出展253社)、5,524小間(9月30日現在)。出展参加国・地域は、オーストリア、中国、チェコ、デンマーク、フランス、ドイツ、インド、イスラエル、イタリア、日本、韓国、リヒテンシュタイン、ノルウェー、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、トルコ、イギリス、アメリカ。
JIMTOF半世紀の歴史の中で初! 出展者数1,000社超えの過去最多を記録
開催に先立ち、10月3日、都内のメルパルク東京で記者発表が開かれた。会見の席で、日本工作機械工業会の天野正義専務理事が、「1962年の開催以来今回で29回目を迎える。今回のテーマは『未来へつなぐ、技術の大樹』。第四次産業革命を迎えている中で、JIMTOFは、これからも時代のニーズを的確に捉えて、最先端の技術を世界に発信し続け、来場者とものづくりの未来を繋げていきたいという思いのもと、このテーマにさせていただいた。この展示会は単なる商談の場ではなく、ものづくり技術の祭典という側面を持っている。企画展示等も充実させ、工作機械への理解と知識の普及に努めていく。」としたうえで、最近の工作機械を取り巻く環境について触れた。
それによると、「業界はインダストリー4.0やわが国のコネクテッドインダストリーなど、新たな情報化の時代に直面している。ものづくりと情報の融合化が急速に進展しつつあるということで、工作機械を中心とした設備状況をリアルタイムに把握することが新時代への対応だろうと認識している。」と述べ、「今回のJIMTOFでは、IoTプラットフォームのつながりを介して、時代に即した魅力ある“見える化システム”のソリューションが各社とも多く出展される。こうした中で、われわれもIoTプラットフォームを活用しながら、日工会会員メーカーの展示機をつなぐことにより、ビッグサイトを巨大な工場に見立てて、これにより来場者の皆様にIoTの一環を実感していただきたい。これを機械に工作機械ユーザーのIoT導入機運を高めていきたい。」とした。
東京ビッグサイトの小暮 実 代表取締役常務が、「JIMTOF2018がいよいよ迫ってきた。今回、『未来へつなぐ、技術の大樹』をテーマにしたが、このキャッチフレーズは、未来を目指してさらなる成長を続けるJIMTOFを体感していただきながら、楽しんで頂きたいという思いが込められている。JIMTOFは年月を重ねて成長を続ける樹木に見立てて、最先端の最新技術を発信して続けていくシンボルである。」と述べ、今回の開催規模については、「東京ビッグサイトの全ホール、約100,000㎡を利用して開催する。今回の出展者数は1,085社だが、この出展社数はJIMTOF半世紀以上の歴史を持つが、過去最多の数字である。初めて1,000社の大台を超えた。全体の出展小間数は5,524小間でこちらも過去最大規模となる。」と説明した。開催概要
(1)名 称:JIMTOF2018(第29回日本国際工作機械見本市)
(2)テーマ:「未来へつなぐ、技術の大樹」
(3)会 期:2018年11月1日(木)~6日(火) 6日間(9:00~17:00)
(4)会 場:東京ビッグサイト(東京国際展示場)全館
(5)主 催:(一社)日本工作機械工業会、(株)東京ビッグサイト
(6)後 援:外務省、経済産業省、東京都、日本商工会議所
(7)協 賛:日本工作機械輸入協会、(一社)日本鍛圧機械工業会、日本精密機械工業会、日本機械工具工業会、(一社)日本工作機器工業会、日本精密測定機器工業会、研削砥石工業会、ダイヤモンド工業協会、日本光学測定機工業会、(一社)日本フルードパワー工業会、日本試験機工業会、(一社)日本歯車工業会
(8)出展物:工作機械、鍛圧機械、工作機器、機械工具、ダイヤモンド・CBN工具、研削砥石、歯車・歯車装置、油圧・空気圧・水圧機器、精密測定機器、光学測定機器、試験機器、制御装置及び関連ソフトウェア(CAD/CAM等)、その他工作機械に関連する環境対応機器装置・機器・資材・製品・技術及び情報
(9)入場料:前売:1,000円/当日:3,000円(いずれも税込)学生:無料
*いずれも完全登録制