ダイジェット工業がラインナップを増強!
ダイジェット工業が、サイドチッパーにダイヤチップを追加した「サイドチッパーダイヤ刃 JDA-ZCGT1003形」に加え、ステンレス加工用旋削チップ SZブレーカに「材種JC5118、JC605X」を追加した。
「サイドチッパーダイヤ刃 JDA-ZCGT1003形」
「サイドチッパーダイヤ刃 JDA-ZCGT1003形」は、アルミ合金、マグネシウム合金などの非鉄金属の高速・高能率加工用工具で、特長は、①ダイヤ部にスクイを付けた低切削抵抗の刃先緒元により、非鉄金属加工時の超寿命化を実現、②ダイヤ素材の為、高速・高精度加工が可能、③従来のサイドチッパーSIC形およびサイドチッパーモジュラーヘッドMIC形に取り付け可能、④自動車部品のアルミ加工にも最適、⑤アルミと樹脂の複合材加工にも実績あり、⑥平面削り、肩削り、溝削り加工に対応―――である。
サイズはJDA-ZCGT100302(コーナR0.2)、JDA-ZCGT100304(コーナR0.4)、JDA-ZCGT100308(コーナR0.8)の 計3アイテム。
価格は18,000円。
ステンレス加工用旋削チップ SZブレーカ 材種JC5118、JC605X
本年3月8日からステンレスの高速切削をターゲットにSZブレーカチップ・材種JC525Xを発売していた同社だが、国内をはじめとする多くのユーザーではVc=150m以下の低速域での加工が多く、SUS630などの析出硬化性ステンレスは、45HRC前後と非常に硬く、従来チップでは極端な短寿命となることを受け、これら加工に対応した材種を新規に開発し、今回販売する運びとなった。
特長は以下のとおり。
・JC511
耐酸化性と耐剥離性に優れるコーティングと、新開発の高強度微粒子超硬合金母材を採用し、ステンレス及び、耐熱合金の低速域での荒~中仕上げにおいて優れた耐チッピング性と耐境界摩耗性を併せ持ち安定した長寿命を実現する。
JC605X
高硬度の新CVD母材と、耐熱性、耐酸化性に優れたα-アルミナCVDコーティングを組み合わせ、さらに、特殊表面処理を施すことにより、耐剥離性、耐欠損性を向上。特に、析出硬化性ステンレス等の高硬度材料の荒~中仕上げ切削において高い耐摩耗性と耐欠損性を両立。また、鋳鉄加工用としても、長寿命を誇る。
各材種の適応ワーク
サイズは、CNMG120408-SZ、CNMG120412-SZ、WNMG080408-SZ、WNMG080412-SZの4型番、2材種の計8アイテム
価格は850円。発売は11月25日(金)より開始する。