「希望をもって頑張っていきたい」 NaITOが賀詞交歓会を開く
新年のあいさつに立った坂井社長は、「実体経済は堅調に推移していくのではないかとみており、希望をもって今年も頑張っていきたい。」としたうえで、今後のビジネススタンスについてスライドを店ながら説明をした。
それによると第三四半期の損益状況は、売上高は376億9,900万円(前年同期比+7.7%)、営業利益は、7億5,300万円(同+25.7%)経常利益は9億5,000万円(同+22.3%)となった。通期業績予想は売上高490億円、経常利益11億6000万円としている。
2018年度の活動報告の中で、坂井社長は、専門力の強化を挙げ、商品知識、レスポンス、対応面で独自の特長を持ち、取引先の信頼を得た。具体的には①専門販売員研修、商品知識研修の実施、②専門力発揮の場として商品セミナーを積極展開、③産業用多関節ロボットのデモ機を購入、得意先の展示会、ユーザーでの実演PRを実施した。また、地域密着、対面営業についても、市場に基づいた提案、きめ細やかなサービスを提供した。情報発信機能の強化についても触れ、機械要素技術展(東京6月.大阪10月)へ出展し、バリ取りをテーマにした展示会やセミナーを開催した。さらに、計測開発部、商品開発部、工作機械販売推進担当等の営業支援部門によるPR及び営業活動に注力し、商品PR冊子“AtoZシリーズ”の発刊や商品検索サイトの開設をした。
海外展開については、海外岡谷鋼機メカトロ部との協業について、岡谷USAへ出張ベースでセールスを派遣した。(備はメカトロ部、消耗品はNaITOが受注)。海外拠点(インドネシア)への社員が出向し、インド・インドネシア地域では新規顧客の開拓に注力した。また、計測開発部員による在タイ日系企業への計測商材をPRした。
2019年度方針として、①専門力強化、②地域密着、対面営業、③情報発信機能の強化、④積極的な海外展開を挙げた。
鬼頭芳雄 キトー社長が乾杯の発声を行い、宴もたけなわの頃、散会した。