2019年4月分工作機械受注総額は1,086.6億円 日工会 

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2019年4月分の受注実績は以下の通り。
2019年3月分工作機械受注総額は、1,086.6億円(前月比△16.8% 前年同月比△33.4%)となった。2カ月ぶりの1,100億円割れ。1,000億円超は30カ月連続。総額、内外需とも前年同月比3割超の減少

 内需は435.2億円(前月比△19.3% 前年同月比△36.5%)で、期末効果の反動で全11業種中8業種が前月比減少し、2カ月ぶりの500億円割れ。主要業種を中心に慎重な動き。  

 外需は651.3億円(前月比△15.1% 前年同月比△31.1%)で、主要3極全てで前月比2ケタの現象。2カ月ぶりの700億円割れ。貿易摩擦問題の影響等により、外需の動きもやや鈍化。

 4月は、前月の反動減もあるが、2月とほぼ同水準で横ばい圏内の動き。今後も通商問題や中国を初めとする世界経済動向の影響を注視。

4月分内需

435.2億円(前月比△19.3% 前年同月比△36.5%)。

・2カ月ぶりの500億円割れ。
・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比5カ月連続減少。
・先行き不透明感から慎重な動きが継続。ものづくり補助金の採択待ちも下押し。


(出所:日本工作機械工業会)

4月分外需

651.3億円(前月比△15.1% 前年同月比△31.1%)

・2カ月ぶりの700億円割れ。
・前月比2カ月ぶり減少。前年同月比7カ月連続減少。
・今回復帰が始まる直前の2016年末~17年初とほぼ同水準で今後の動向を注視


(出所:日本工作機械工業会)

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