2019年5月分工作機械受注総額は1,085.4億円 日工会
2019年07月04日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2019年5月分の受注実績は以下の通り。
2019年5月分工作機械受注総額は、1,085.4億円(前月比△0.1% 前年同月比△27.3%)となった。2カ月連続の1,100億円割れ。1,000億円超は31カ月連続。国内外ともに通商問題の影響を受ける等、力強さに欠ける。
内需は427.1億円(前月比△1.9% 前年同月比△32.1%)で、2カ月連続の450億円割れ。全11業種中8業種が前月比減少するも、自動車が下支えし、前月から横ばい圏内。様子見感は変わらず。
外需は658.3億円(前月比+1.1% 前年同月比△23.8%)で、前月比増加も2カ月連続の700億円割れ。貿易摩擦に起因する先行き懸念が外需全般にも影響し、前年同月比は主要3極全て2ケタ減。
米中協議不調を受け、内外需とも設備投資に対し慎重姿勢が増す。今後も通商問題やイラン情勢、中国経済の回復動向を注視。
5月分内需
427.1億円(前月比△1.9% 前年同月比△32.1%)。
・2カ月連続の450億円割れ。
・前月比2カ月連続減少。前年同月比6カ月連続減少。
・外乱要因が少なからず影響。但し営業日数減(大型連休)を勘案すればまずまず健闘。
(出所:日本工作機械工業会)
5月分外需
658.3億円(前月比△1.¹% 前年同月比△23.8%)
・2カ月連続の700億円割れ。
・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比8カ月連続減少。
・欧州は前月比減少も、アジア、北米が増加し、外需総額はほぼ前月並み。
(出所:日本工作機械工業会)