イスカルジャパンが自動車産業のユーザーを対象に「Automotive UTS (オートモーティブ ユーザーテクニカルセミナー) 」を開催

 イスカルジャパンが、9月6 日(金)、神戸テクニカルセンターで、全国の自動車産業のユーザー約100 名を対象とした「Automotive UTS (オートモーティブ ユーザーテクニカルセミナー)」を開催した。

 このセミナーは、自動車産業のユーザー様を対象にイスラエル本社の担当者が事例紹介を実施し、特殊工具を用いたデモ加工を見学する自動車産業に特化したセミナー。

 イスカル本社の自動車部門のインダストリアルマネージャーより、パワートレインの動向説明や、欧州を始めとする、世界市場での成功事例・加工事例を組み込んだプレゼンテーションが実施されたあと、実際に同社の特殊工具等を使用したデモ加工を行った。

 デモ加工では、カムシャフトやクランクシャフト、コネクティングロッド等にも対応可能な、ヘッド交換式ドリル、スモウカムでの高精度穴あけ加工や、タービンハウジング等に使用されるオーステナイト系耐熱鋳鋼対応の専用チップ材質での加工、ボーリング・表裏面取り加工が同一工具で行えるミーリング特殊複合工具での加工の様子等が紹介された。

 セミナー後はホテルへ会場を移し、懇親会を開催。情報交換や交流の場として有意義な時間を過ごした。同社では、「本セミナーを通し、ユーザー様にイスカル工具の性能を広く知って頂き、更なる高能率加工の実現へと繋げて頂ければ幸いである。」としている。

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