創業100周年 「ヤマザキマザック工作機械博物館」2019年11月2日(土)に開業!

 ヤマザキマザック株式会社(社長=山崎高嗣氏)は、創業100周年記念事業としてかねてから準備を進めていた「ヤマザキマザック工作機械博物館」の開業日を2019年11月2日に決定したと発表した。

 この博物館は、18世紀から現代に至るまでの工作機械の進化の歴史を見ることができる世界的にも珍しい、工作機械に特化した博物館。地表から約11メートルの深さに開設され、年間を通じて温度変化が少ない地熱を空調に活用する環境にやさしい省エネ地下博物館となる。同博物館では多くの工作機械を実際に動く状態で動態展示するとともに、蒸気機関車や自動車、航空機などの工作機械によって作られた代表的な工業製品を展示する。

 AR(拡張現実)を活用した展示も行い、マザーマシンとしての工作機械の役割をわかりやすく紹介する。また、体験教育型の博物館として、子どもでも楽しみながら工作機械の原理を学ぶことができる体験コーナーも設けている。

 現代の工作機械で構成された自動加工ラインも併設し、工作機械部品の生産を行う。これまでの工作機械の歴史とともに、IoTを活用した近未来的な自動加工ラインを見学することで、工作機械の進化と先進性を来館者に実感できる博物館となっている。

■ヤマザキマザック工作機械博物館の概要

開 業 日:2019年11月2日(土)
所 在 地:岐阜県美濃加茂市前平町3-1-2
延床面積:約10,000m2(自動加工エリア含む)
展示品数:約:200点
休 館 日:月曜及び、年末年始
開館時間:午前10時~午後4時半
入 館 料:大人500円、小中学生200円(学校からの団体予約の場合は無料)

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