2019年12月分工作機械受注総額は901.1億円 日工会
2020年01月26日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2019年12月分の受注実績は以下の通り。
2019年12月分工作機械受注総額は、901.1億円(前月比+10.3% 前年同月比△33.5%)となった。受注総額は、3カ月ぶりの900憶円超。1000憶円割れは5カ月連続。国内外とも依然弱含みの状況が継続。
内需は373.1億円(前月比△18.9% 前年同月比△34.7%)で、自動車は低調も、一般機械等で前月比増加し、3カ月ぶりの350億円超。12月としては2013年(367.2億円)依頼6年ぶりの400億円割れ。
外需は528.1億円(前月比+5.0% 前年同月比△32.6%)で、北米で前月比増加も、アジア、欧州で減少し、5カ月連続の550億円われ。12月としては2009年(425億円)以来10年ぶりの550億円割れ。
米中貿易摩擦により、内外需とも設備投資需要は弱含みの状況が続く。今後も通商問題や、中国経済の回復動向、地政学的リスク等を注視。
12月分内需
373.1億円(前月比△18.9% 前年同月比△34.7%)。
・3カ月ぶりの350億円超。12月の400億円割れは、2013年(367.2憶円)以来6年ぶり。
・前月比3カ月ぶり増加。前年同月比13カ月連続減少。
・国内需要は全般的に弱含み。とくに主要4業種では自動車のみ前月比減少と低調。
(出所:日本工作機械工業会)
12月分外需
528.1億円(前月比+5.0% 前年同月比△32.6%)
・5カ月連続の550億円割れ。12月の550憶円割れは2009年(425.9億円)以来10ねんぶり。
・前月比2カ月ぶり増加。前年同月比15カ月連続減少。
・北米は大型案件等で前月から増加したものの、アジア、欧州は低水準横ばい傾向。
(出所:日本工作機械工業会)