「今年は創立65周年」 日本工作機械輸入協会が賀詞交歓会を開く
2020年01月26日

あいさつに立った中川会長は、「当協会は1955年に発足し、今年2020年に創立65周年を迎える。わが国は2回目のオリンピックを開催する年とも重なり、これに際して『日本の工作機械輸入の歴史』という記念誌を発行する運びとなった。IoT、AIなど工作機械を取り巻く環境は大きく変わる現在、アディティブ・マニュファクチャリングが大きな存在となる近未来、さらには国際政治、国際金融、貿易戦争といった複雑な要素が絡み合ってくる時代。私たち日本人がどのようにものづくりに関わり、この国を世界第一等の国に押し上げてきたのか。その過程で幾多の戦争や政府の意向、方針の中でいかに海外製工作機械が貢献してきたのか、先輩たちの汗と油の苦労の歴史を振り返り見るのは、将来を洞察するすべとして極めて有効な手段である。オリンピック・パラリンピック、シカゴIMTS、米国大統領選が終わると、今年は異例の日程でJIMTOFが待っている。」と期待を込めた。

新会員の紹介のあと、ドイツ連邦共和国大使館 パトリック ヴェーグナー一等書記官の乾杯の発声で開宴した。