【技術事例】独ベンジンガー社 ブルーム-ノボテスト社製の測定器を採用 ~DIGILOG技術によるミクロン加工精度の追求~
(写真:LC50-DIGILOGレーザ測定システムにより、φ0.15mmの微細工具をも確実に測定)
現在、宝飾業界では5軸マシニングセンタを含む最先端のフライス加工技術の活用が広がっている。Carl Benzinger GmbH(ベンジンガー)社は、宝飾業界向け専用機の開発と製造から得たノウハウを、要求精度の高い小型部品を製造する革新的な汎用CNC機械へ展開を行っている。また自動化生産の実現に向け、対象となる全ての機種にブルーム-ノボテスト社製の機上測定器を搭載している。
ベンジンガーの経営パートナーである Rainer Jehle氏は会社理念の説明時に「私達は常に最後の数ミクロンの精度を実現しようと試みており、信頼できる機械プロセスは私達にとって非常に重要である。」と強調している。
マシンの高い信頼性と高能率化にブルーム製の机上測定器あり!

ベンジンガーは、1950年代初頭にドイツのPforzheim(プフォルツハイム)で手動旋盤とフライス盤の開発を開始。プフォルツハイムの「ゴールデンシティ」は宝飾品産業が多く、ベンジンガーの専用機は宝飾品の小ロット並びに大量生産にも使用されている。さらにベンジンガーは自社開発によるシステムを汎用機の分野にも展開している。
ベンジンガー製の機械の特徴の一つは、工具交換時のプロセスを高度に簡素化した洗練されたプログラミング機能にある。ユーザーは限りなく自動化された手順に沿うのみで工具交換が可能。またこのプロセスには交換した工具の自動測定が含まれており、交換後の工具長が自動的に測定且つ補正される。正確な工具長測定による適切な加工がブルーム-ノボテスト製の測定機を使用することにより実現されている。

ベンジンガーでは、ブルーム-ノボテストの最新レーザ測定システムである 『LC50DIGILOG』を既に2年に渡り活用している。スマートなデジタル-アナログ技術と1秒あたりに生成される数千の測定値により、数多くのベネフィットが提供されている。従来のシステムよりもさらに正確な測定が実行され、且つ全ての工具がマシニングセンタ内で回転中に測定されることにより、機外での工具測定では実現不可能な加工精度に到達している。
高価な工具もDIGILOG技術で安心


具体的には計測送り速度の高速化に適応するプローブにより測定時間を短縮。ワーク芯出し、また加工後のワーク寸法測定において、『タッチプローブ TC52』は測定精度を損なうことなく、最大 2000 mm/分の送り速度で測定が可能。工具セッティングプローブによる工具破損検出も 2000 mm/分の送り速度で実行可能である。
全てのプロセスにおけるさらなる利点は、ブルーム-ノボテストの測定器がベンジンガー製の機械に容易に搭載可能で、複雑な要求を満たすことができることである。
「当社の機械では特に精度が課題となる場合、様々な項目につき限界までテストを実施する。安定した加工プロセスを確保するためには、機上測定機が不可欠である。」とRainer Jehle氏。
ミクロン加工精度の追及は続く

なお、新拠点となるベンジンガーのプフォルツハイムの従業員数は150名。 同社の製造工場は2つのセクターに分かれており、宝飾業界向けの専用機は主に個別生産と中小ロット製品の完全自動生産向けとして設計されている。またより汎用性が高く、同等の精度基準を満たす機械も提供され、医療や歯科分野、衛生器具分野、そして自動車、精密技術、航空宇宙などの幅広い分野で活用されている。
ベジンガー社のウェブサイトはこちら↓
www.benzinger.de