OKK 大好評の「VB53」がさらなる高精度を追求し「VB53α」へ進化!

 OKKのマシニングセンタ「VB53」は、コストパフォーマンスに優れ、アジア新興国を中心に高い評価を得ていたが、近年、加工部品の要求精度の高まりにより、同機においてもさらなる精度向上の要望があり、同社では、「機械コンセプトを変えず、より高精度を追求する。」をモットーに新しく立形マシニングセンタ「VB53α」を開発した。

 このマシンは、機械的な改良と機械に実装したセンサから得られる温度変化情報を基に、リアルタイムで加工点の変位を補正する機能の環境熱変位補正「ソフトスケールCube」を標準搭載することにより、さらに精度を向上させている。

 また、クラス最高レベルの接近性を実現することで、作業性の向上を図り、オペレータへの負担を軽減。テーブル前後にコイルコンベヤ2基を標準装備し、Y軸シャッターの山折角度を大幅に改善し、切屑排除の作業性を向上している。

 さらに、加工中に発生する切屑やクーラントの熱が直接ベッドに伝わらないよう防御用プロテクターを標準装備していることも嬉しい。

 高速主軸、リニアスケール、高分解能ボールねじ、大容量データサーバ、高精度輪郭制御Ⅱ+高速プロセッシング等、金型仕上げ加工をサポートする機能を標準装備。

 なお、進化した「VB53α」は、本年4月15日(水)~18日(土)まで、インテックス大阪で開催される「INTERMOLD2020/金型展2020/金属プレス加工技術展2020」に出展する。

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