天田財団 「2019年度技能検定受検手数料助成先を決定」および技能検定「工場板金受験手数料助成の2020年度前期募集」を開始
2020年04月14日
公益財団法人天田財団 (神奈川県伊勢原市、理事長=岡本満夫氏)は、このほど2019年度10月から新たな公益目的事業として、「金属等の加工業に従事する人材の育成と技能の向上に有益な資格の取得に対する助成」を開始した。これに伴い、職業能力開発促進法施行令で指定され都道府県職業能力開発協会が実施する国家検定「工場板金(*)」の技能検定受検手数料助成を募集し、助成先を決定した。助成総数は149団体で428名、助成金総額は707万円となった。
2019年度後期「技能検定受検手数料助成」の内訳
(*)特級・1級・2級・3級の等級があり、主に各種工業製品に使用される金属板の加工(曲げ、打ち出し)・組み立ての仕事を対象としている。
技能検定「工場板金」受験手数料助成の2020年度前期募集について
天田財団では、これまでの「金属等の加工に係る研究への助成」に加え、「技能検定の受検手数料の助成」を昨年後期から実施しているが、4月1日から 2020 年度前期「工場板金」技能検定に係る「受検手数料の助成」を募集する。同財団は、「工場板金」技能検定において、金属等の加工現場における管理者または監督者の育成(工場板金 特級)を最終的な目標として支援を行っている。
2020年度前期の募集詳細は下記の通り。
(1) 助成金予算額 : 1,000 万円 (一法人 10 名以内)
(2) 申請受付期間 : 4 月 1 日(水)~ 8 月 31 日(月)
(3) 「工場板金」技能検定 内訳
助成金申請には、技能検定受検申請書・受検票・受検手数料領収書等のコピーが必要となる。助成を希望する者は、同財団ウェブサイト(https://www.amada-f.or.jp/)に掲載している詳細を確認すること。