KITAGAWA 次世代標準チャックBRシリーズ「交換バックアップキャンペーン」中! ~年間450時間の節約が可能に~

 北川鉄工所 キタガワグローバルハンドカンパニーが、次世代標準チャックBRシリーズ「交換バックアップキャンペーン」を開催している。対象期間は2020年3月1日~同9月30日まで。同社既存チャック(対象形式:B-06/08/10、B-206/208/210)から次世代標準チャックBRシリーズへの交換をサポートしてくれる。なお、BRチャック取付け作業は無償対応。他社メーカーから取り替え、工作機械メーカーへの支給品チャックは対象外となる。

 ボデーの角に丸みを持たせた特長ある外観の次世代標準チャック「BRシリーズ」は、段取り替え時におけるジョーの再形成が不要(Tナット-Plus使用時)であること。把握精度は0.01mmT.I.R.以下(BRのみ0.0015mm T.I.R.以下)で、これまでの標準チャックの常識を覆す把握精度で仕上げ加工にも使用することができる。また、ジョーの浮上がりを軽減しているので安定した加工品質が実現する。同社の「B-200」、「BB200」チャックとの取付け交換。既存のシリンダが使用可能なところも嬉しい。

 また、オプションの特殊Tナット使用でさらに高精度が実現。ジョーを脱着しても再現精度が0.01mmT.I.R.以下(BR12のみ0.015mmT.I.R.以下)。ジョー取付け位置の再現性が非常に高いので取り外す前の状態を再現する。

 最大のメリットは、段取り替え時におけるジョーの再成形が不要になることで、段取り替え時間が大幅に短縮されること。例えば1日3回の段取り替え、1回30分のジョー成形の場合、年間450時間=約135万円の節約になる。

 ジョー交換時の再現精度が高いので、親子爪にする必要がない親子爪を一体型の設計で、高速回転で加工でき、面粗度工場やタクトタイム短縮に貢献する。また、同社製標準ソフトジョー(SJ型)が使用可能である。

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