4枚刃インパクトミラクル制振ボールエンドミル「VF-4SVB」に小径サイズ追加 三菱マテ

三菱マテリアルツールズ(社長=滝沢俊夫氏)は、このほど三菱マテリアルが開発、製造する難削材加工に適した“4枚刃インパクトミラクル制振ボールエンドミル”「VF-4SVB」に新たなサイズを追加、販売を開始する。

販売の背景に、航空機部品などに多く用いられるステンレス鋼やチタン合金、耐熱合金などの難削材の加工において、高能率加工を行おうとするとびびり振動が発生し、問題となることがあった。この問題に対し、耐びびり性に優れた“4枚刃インパクトミラクル制振ボールエンドミル”「VF-4SVB」を商品化したところ、現場からは高い評価の声があがり、難削材小物部品の高能率加工に対応できる小径サイズを追加した。


「VF-4SVB」の主な特長は以下のとおり
(1) R切れ刃に不等カーブ形状を採用し、難削材や薄肉部品の加工においても、びびりを抑制し、高能率加工を実現する。
(2) 従来の4枚刃ボールエンドミルに比べ、底刃部分のチップポケットを大きく確保することにより、切りくず排出性を向上させている。
(3) 耐熱性に優れた”インパクトミラクルコーティング”を適用。高い皮膜硬さと耐酸化性、低い摩擦係数により、高精度・高品位加工を実現する。

●シリーズ名称:インパクトミラクル難削材加工用制振エンドミルシリーズ
●品名/型番:4枚刃インパクトミラクル制振ボールエンドミル VF-4SVB/4型番
●販売目標:1,000万円/初年度
●標準価格:(代表型番)VF4SVBR0100=13,200円(税込み 13,860円)、VF4SVBR0250 =15,100円(税込み 15,855円)

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