2020年4月分工作機械受注総額は561.4億円 日工会
2020年06月05日
日本工作機械工業会がこのほどまとめた2020年4月分の受注実績は以下の通り。
2020年4月分工作機械受注総額は、561.4億円(前月比△27.5% 前年同月比△48.3%)となった。受注総額は、2020年1月(551.0億円)以来、10年3カ月ぶりの600億円割れ。国内外で新型コロナウイルス感染症拡大の影響が広がる。
内需は211.5億円(前月比△38.2% 前年同月比△51.4%)で2013年1月(240.3億円)以来、7年3カ月ぶりの250億円割れ。感染拡大の影響により、全業種が前月比減少。
外需は349.9億円(前月比△19.0% 前年同月比△46.3%)で、2009年11月(320.5億円)以来、10年5カ月ぶりの350億円割れ。中国は横ばい圏内も、その他の地域は感染拡大により軒並み減少。
世界的に新型コロナウイルスの影響が本格化し、受注を下押し。今後も国内外で影響が懸念され、動向を注視。
4月分内需
211.5億円(前月比△38.2% 前年同月比△51.4%)。
・2013年1月(240.3億円)以来、7年3カ月ぶりの250億円割れ。
・前月比3カ月ぶり減少。前年同月比17カ月連続減少。
・感染拡大により、国内需要や営業活動に影響。
(出所:日本工作機械工業会)
4月分外需
349.9億円(前月比△19.0% 前年同月比△46.3%)
・2009年11月(320.5億円)以来、10年5カ月ぶりの350憶円割れ。
・前月比4カ月連続減少。前年同月比19カ月連続減少。
・中国以外で感染拡大の影響が広がり、欧州・北米を中心に減少傾向続く。
(出所:日本工作機械工業会)