「今年はJIMTOFの年! 業界の存在感を高めるチャンス!」 工具工業会
2012年01月25日

増田理事長が参会者にお礼の言葉を述べたあと、「日本には沢山の坂道があります。さて、皆様に二つ質問があります。上り坂と下り坂、どちらが多いでしょうか? 二つ目の質問です。兄さんと弟がいます。どちらが長く生きていますか? ・・・答えはどちらも同じでございます。坂道は上から見たら下り坂ですし、下からみたら上り坂・・・ということで坂の数は一緒。二つ目の兄・弟の話も、弟が生まれて初めて兄になるわけですから、どっちも同じだけの年だということです。さて、昨年は様々な苦難がありました。そこで、アメリカインディアンの教えが記載されている本を読みました。その中に、“それがなんであれ、あなたが自分のものだと思ってるものは、なにひとつ自分のものではありません”とありました。私は考えました。妻、子供、お金、自然、従業員・・・挙句の果ては自分までも自分のものではないのだ、とおそらくアメリカインディアンはいっていたんだと思い自戒をしている次第です。さて、今年はJIMTOFの年であります。来年5月には、世界切削会議in京都でございます。日本工具工業会の存在感を高めるために、皆で頑張ろうではございませんか。共に頑張りましょう」と力強くあいさつをした。
頑張っていくという強い手ごたえを感じている

堀 功副理事長の発声で乾杯した。