2020年5月分工作機械受注総額は512.4億円 日工会
2020年5月分工作機械受注総額は、512.4億円(前月比△8.7% 前年同月比△52.8%)となった。受注総額は、2009年11月(473.5億円)以来、10年6カ月ぶりの550億円割れ。国内外で新型コロナウイルス感染症拡大の影響が継続。
内需は181.9億円(前月比△14.0% 前年同月比△57.4%)で2010年3月(192.9億円)以来、10年2カ月ぶりの200億円割れ。感染拡大の影響が継続し、全業種で前月比減少。
外需は330.5億円(前月比△5.6% 前年同月比△49.8%)で、2009年11月(320.5億)で2カ月連続の350億円割れ。5月の350億円割れは2009年(152.4億円)以来11年ぶり。欧米を中心に感染拡大により減少。中国は前月比増加。
世界的に新型コロナウイルス感染拡大の影響が本格化し、受注を下押し。今後も国内外で影響が懸念されるが、経済活動レベルの回復に伴う今後の動向を注視。
5月分内需
181.9億円(前月比△14.0% 前年同月比△57.4%)。
・2010年3月(192.9億円)以来、10年2カ月ぶりの200億円割れ。
・前月比2カ月連続減少。前年同月比18カ月連続減少。
・感染拡大による非常事態宣言下で国内需要や営業活動が停滞。
(出所:日本工作機械工業会)
5月分外需
330.5億円(前月比△5.6% 前年同月比△49.8%)
・2カ月連続の350億円割れ。5月の350億円割れは、2009年(152.4億円)以来11年ぶり。
・前月比5カ月連続減少。前年同月比20カ月連続減少。
・中国は持ち直しの気配も、感染拡大の影響により、欧州・北米を中心に減少傾向続く。
(出所:日本工作機械工業会)