バラ積みピッキングの自動化を実現! シュマルツ
2020年09月07日
シュマルツが、このほど、バラ積みピッキングの自動化を実現する新製品「3Dビジョンシステム&コボットポンプセット 3D-R」をリリースした。
人材不足の深刻化、さらに新型コロナウイルスの影響による省人化の流れを受け、産業界では自動化ニーズがさらに高まっている。特に、ピッキング工程の自動化は特に高いニーズがある一方、生産品目の多様化・小ロット化が進む現在では、同一ラインであってもピッキング対象が多岐にわたることが多く、また整列した状態でない、バラ積み状態からのピッキングも多くなっているため、ピッキング対象の寸法情報の登録や、ロボットのプログラミング、さらにバラ積みされた状態から対象を検出するためのシステム構築など、自動化を実現するためには非常に高いハードルがあった。そこで同社では、こうしたニーズを受け、新たなソリューション 「3Dビジョンシステム&コボットポンプセット 3D-R」を開発するに至った。
〈主な特長〉
① ピッキング工程の自動化に必要な3Dビジョンシステム、真空式ロボットハンド、ソフトウェアをワンセットで提供 最小限のセットアップ・プログラム作業で使用可能
② ビジョンシステムがワークを自動で認識・吸着点を自動算出するため、事前のワーク情報の設定や プログラムが不要
③ コンテナとロボットハンドとの衝突を回避し、安全な搬送を実現
④ ユニバーサルロボット社製協働ロボットURシリーズ対応 (UR+認定製品)
⑤ 導入前のビジョンシステムを使用したワーク認識テストおよびワークの吸着確認テストを無料で実施