ダイジェット工業 ドイツ子会社DIJET GmbHがYouTubeチャンネルを立上げた!
ダイジェット工業のドイツ子会社DIJET GmbHがこのほどYouTubeを立ち上げ、はじめての自作ビデオをアップした。
DIJET GmbHは、Operation Managerの木村氏と、Sales Managerの日吉氏の2名が在籍し、2014年12月の支店立ち上げ時から、切り盛りしている。
今回の動画は、木村氏が、一時帰国で本社を訪問した様子をビデオに収め、編集をしている。最先端の工具を生産しながらも、若干の泥臭さが漂うところが、なんともダイジェットらしい。
動画の長さは4分半26秒。ダイジェットファンも知らなかったであろう、同社の歴史も分かる。生悦住社長も登場しメッセージを送ったり、滅多に拝見できないテクニカルセンターで技術者や開発者が工具の説明をしたり、輸出部門が映ったりと、それが自然でGOOD!
このビデオを作ったいきさつについて、木村氏に質問してみたところ、「ヨーロッパ市場ではMade in Japanを強調してPRしている当社がコロナで厳しい今の状況下においても、日本で変わりなく活動しているので安心して欲しい、というメッセージを伝えたかった」とのこと。
ドイツは回復のスピードが早い
同社は切削工具業界の小林製薬と呼ばれるほど商品名に特長があり、剛性をイメージさせる『頑固一徹シリーズ』(モジュラーヘッド用アーバ)から、『頑固一体』、『頑固G』や、形状が平らだから『タイラードリル』など、非常に分かりやすくユニークだ。しかも商品名は社内で公募され、話し合いで決まるという。また、加工現場からは、同社の魅力について、「かゆい所に手が届くように、微妙な工具サイズが揃っている。」と評価も高い。遊び心もあり、社内における風通しの良さが、製品開発にも生かされているようだ。
木村氏は、5年のドイツ生活について、「時間にゆとりがあるし、働き方先進国。それでいてこの生産性、ほんとうにパワーのある国だと思います。」と感想。現在、ドイツ製造業の状態について尋ねると、「自動車、航空機は今も厳しいですが、その他産業は持ち直しています。人々のメンタル面もあるのかも知れませんが、回復のスピードが早いです。」と回答してくれた。これは日本にとっても刺激になる明るい話題!
最後にダイジェットファンに一言お願いしたところ、「ビデオの中にもありますが、モノ作りも、そしてPR手法も、時代の変化に対応していけるダイジェットでありたいと思います。YouTuberっぽいPR法も、今後も継続して展開していきますので、チャンネル登録を宜しくお願いします!」と、元気にPRしてくれた。