タンガロイ 「TungMeister」シリーズに平面加工用ヘッド登場!
2020年10月11日
タンガロイは、小型部品の平面加工を行う際、ソリッドエンドミルは、①さらい刃が無いので加工面品位が上がらない、②刃先交換式工具は径が大きすぎる、③刃数が少ないので能率が上がらない――という問題が生じていることを受け、このほど、これらを解決すべくヘッド交換式エンドミル「TungMeister」シリーズに平面加工用「VFMヘッド」を追加販売した。
「VFMヘッド」は、同じ接続サイズでも通常のスクエアタイプより工具径を大きくしている。(例:S05サイズ、スクエア:φ8mm、VFM:φ12mm)これによって自動盤のような小型機械でも比較的大きな径の工具が使用できるうえ、さらい刃を備えていることから、優れた加工面粗さを実現した。様々な加工形態に対応し、高能率かつ高い加工面品位を実現する。
〈特長〉
① 工具交換わずか1分。段取り時間の大幅短縮
ソリッドエンドミルと比べ、工具交換時間はおよそ1/10で、機械のダウンタイムを劇的に短縮する。また交換は刃先のみの手間いらずで、高さ調整の必要もない。
② 13,000通り以上の組み合わせで、最適な工具を選択
豊富な刃型形状と幅広いシャンク仕様で、加工にぴったりな工具を選択できます。今回の平面加工用VFMヘッドの追加で、さらに組み合わせの幅が広がった。
■主な形番と標準価格
・VFM120L03.6R02I06S05AH715:7,880円
・VFM160L04.8R04I06S06AH715:8,280円
・VFM200L06.0R04I06S08AH715:9,900円