日立建機 中国市場で12トンと20トンクラス 土木専用機の発売を開始
2020年12月20日
日立建機の中華人民共和国(以下、中国)現地法人である日立建機(上海)有限公司は、12トンクラスの土木専用機「ZX120-5A」(標準バケット容量0.52m3、運転質量11.5トン)と20トンクラスの土木専用機「ZX195-5A」(標準バケット容量0.91m3、運転質量18.9トン)を、中国市場向けに2020年12月より正式発売を開始し、2020年度で「ZX120-5A」は200台、「ZX195-5A」は80台の販売を見込んでいる。
「ZX120-5A」は、主に都市建設や農村地域での土木整備、港湾、その他軽負荷土木作業向けの小型油圧ショベル。「ZX195-5A」は、これらの作業に加えて工事現場での原材料の積込み作業や一般道路建設、上下水道の配管埋設工事などの社会インフラ向けの土木工事に用いられることを想定して開発した中型油圧ショベル。これまでの製品で評価されてきた操作性や燃費性能、品質を維持しつつ、土木用途に機能を集約することによって、高いコストパフォーマンスを実現している。
また、「ZX120-5A」および「ZX195-5A」には、ICTを活用して顧客の機械を見守るサービスソリューション「ConSite®」を搭載し、機械の工事現場での安定稼働に貢献するだけで
なく、トータルのライフサイクルコストの低減に貢献していく。