2020年11月分工作機械受注総額は886.8億円 日工会 

 日本工作機械工業会がこのほどまとめた2020年11月分の受注実績は以下の通り。
2020年11月分工作機械受注総額は、886.8億円(前月比+7.9% 前年同月比+8.6%)となった。受注総額は、前年同月比が26カ月ぶりに増加に転じ、2019年12月(901.1億円)以来、11カ月ぶりの850億円超。外需を中心とした回復が継続。
    
 内需は270.4億円(前月比△6.4% 前年同月比△13.8%)で、2カ月連続の300億円割れ。感染再拡大の影響もあり、投資の慎重姿勢が強まるなど、外需と比べ回復に遅れ。

 外需は616.4億円(前月比+15.6% 前年同月比+22.5%)で、2019年7月(601.1億円)以来、16カ月ぶりの600億円超。主要3極全てで前月比増加し、中国もさらに拡大する等、回復傾向が続く。

 中国以外の地域でも部分的に持ち直しの動きが鮮明化しつつあるも、感染拡大と経済活動状況を注視。

11月分内需

 270.4億円(前月比△6.4% 前年同月比△13.8%)。

 ・2カ月連続の300億円割れ。11月の300億円割れは2012年(298.6億円)以来8年ぶり。
 ・前月比2カ月連続減少、前年同月比24カ月連続減少。
 ・感染再拡大に伴い、投資マインドや営業活動に響を受け、やや弱含み。

210101日工会内需

(出所:日本工作機械工業会)

11月分外需

 616.4億円(前月比+15.6% 前年同月比+22.5%)

 ・2019年7月(601.1億円)以来、16カ月ぶりの600億円超。
 ・前月比2カ月連ぶり増加、前年同月比2カ月ぶり増加。
 ・中国をはじめ、主要3極全てで前月比増加し、外需全体で回復傾向が続く。

210101日工会外需

(出所:日本工作機械工業会)

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