コマツマイニング ブルーフィールド工場閉鎖 ~坑内掘り石炭(ソフトロック)向け鉱山機械の生産再編~

 コマツの100%子会社であるコマツマイニングは、このほど坑内掘り石炭(ソフトロック)向け鉱山機械の部品・コンポーネントを生産・加修(リビルド)するブルーフィールド工場(米国バージニア州)を閉鎖し、米国内3工場(バージニア州・ダッフィールド工場、ケンタッキー州・レバノン工場、ペンシルベニア州・ホーマーシティ工場)へ移管すると発表した。 

 鉱山機械の需要は、鉄、銅、金などのハードロック向けは堅調に推移しているものの、石炭向けは、世界的な脱石炭の流れや燃料炭の価格低迷の影響を受け、減少が続いている。今回の工場閉鎖および生産再編により、需要にあわせて生産能力を適正化するとともに、強固な収益構造・企業体質を実現することで、コマツグループの持続的成長を目指す。

 今回の閉鎖による生産移管は2020年度中の完了を予定している。生産計画や顧客の製品供給への影響はなく、またこの件に関する連結業績への影響は軽微。
 

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