日立建機 整地作業向けにPATブレード3Dマシンコントロール仕様のミニショベルを発売

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 日立建機は本年7月より、小規模舗装工事の整地作業向けに、PATブレードの3Dマシンコントロール仕様のミニショベル「ZX40U-5B」の販売を開始する。この製品は、2018年に販売・レンタルを開始したミニショベル「PATブレード3Dマシンコントロール仕様機ZX35U-5B」の機能を継承しつつ、常時360度の全旋回動作が可能となり使い勝手を大幅に向上させている。

 市街地の駐車場や運動場、生活道路などの小規模な舗装工事における上層路盤の整地には、 PATブレード仕様のミニショベルやブルドーザ、モータグレーダなどの建設機械が用いられている。上層路盤の整地は、設計面に対して±10mm以内といった精度の高い施工が要求されるが、日本国内では熟練オペレータが減少傾向にあること、また、排出ガス規制をクリアし、かつ小規模な施工現場に適したブルドーザやモータグレーダが減少していることなどから、さらなる生産性向上が強く求められている。

 このような背景から、日立建機グループは、2018年にPATブレードの3Dマシンコントロール機能を開発してミニショベルZX35U-5Bに搭載したが、PATブレードに取り付けた装置と運転室のブレード制御用コントローラをケーブルで接続する必要があり、車体の旋回範囲が限られることが課題となっていた。
 
 今回リリースした「PATブレード3Dマシンコントロール仕様機ZX40U-5B」は、PATブレードに取り付けた装置と運転室のブレード制御用コントローラの接続方法を工夫することで、常時360度の旋回が可能になり、使い勝手を大幅に向上した。また、一般的なミニショベルと同様に整地作業前の路面掘削や土砂の積み込み、路盤材の敷き均しなどの作業にも活用できるため、施工現場に投入する機材の集約も可能となった。
 

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