DMG MORI 本年全世界でカーボンニュートラルを達成

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 DMG MORIは、持続可能な社会を目指し、脱炭素社会や資源循環型の社会に向けた取り組みを行っているが、このほど、2021年、グローバルで生産する全商品の部品調達から商品出荷までの工程においてカーボンニュートラルを達成したと発表した。さらに、2022年にはサプライチェーン全体でのカーボンニュートラル達成を目指すとしている。

 同社は2001年度からISO14001に準拠した環境マネジメントシステムを取得し、工場内の環境保全に努め、太陽光発電設備の導入や照明の低消費電力・長寿命LEDへの取り換え、先進的な暖房・換気・冷房システムの採用など、あらゆる面でCO2排出量削減に取り組んきた。
 
 日本国内拠点では、すでに2020年4月より東京グローバルヘッドクォータにてCO2フリー電力の購入を開始しているが、さらに本年4月から同社最大の生産拠点である伊賀事業所と名古屋にて、CO2フリー電力に切り替える。また、本年秋頃には、同社伊賀事業所構内にCO2排出量実質ゼロの木質バイオマス熱電供給システムを設置予定である。

 工作機械業界はCO2排出が少ないクリーンな業界とされており、部品調達から商品出荷までのCO2排出量全体の内、調達部品による排出が70%以上を占め、同社による直接排出は約7%(2020年)。同社では、実際のCO2排出量削減への取り組みを加速させる一方で、自社の活動により削減できないCO2排出量に関して、国際的に認定された持続可能な気候保護プロジェクトへ出資することでオフセットする。

 2020年、欧州を拠点とするDMG MORI AGにおいてカーボンニュートラルを達成した。2021年からはグループ全体に取り組みを広げ、ブラジルの水力発電やインドの太陽光発電などのプロジェクトへ出資し、2021年CO2予想排出量をオフセットすることにより、グループ全体でカーボンニュートラルを達成した。

 本年1月から出荷している全世界の同社機にはカーボンニュートラルな体制で生産された商品を表す「GREENMACHINE(グリーンマシーン)」マークが付いている。

 同社では、「現在、世界中で約30万台以上の工作機械が稼働しており、工作機械の省エネは地球環境に大きな影響を与えます。当社は長年にわたって工作機械のエネルギー効率を最適化し、加工条件の向上や、加工時間の最短化を行うことで環境に配慮した商品を開発、普及することにより、お客様の施設において最先端のエネルギー効率を実現できるようサポートしてまいりました。当社は風力・水力発電などの再生可能エネルギーの開発や燃料電池、e-モビリティなどグリーンテクノロジー製品の部品を生み出す高い技術と豊富な経験をもっており、事業活動を加速させることがCSRおよびESGへの取り組みにつながります。」と述べており、2030年までに、2019年度比で機械1台当たりのCO2排出量の30%削減を目標に掲げている。

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サプライチェーン排出量におけるScopeの区分(GHGプロトコル)


↓同社のサステナビリティの取り組みの詳細はコチラ↓
https://www.dmgmori.co.jp/corporate/sustainability/index.html

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