2021年度第13回レーザー学会産業賞 貢献賞を受賞 天田財団

 天田財団(理事長=末岡愼弘氏)は、このほどレーザー学会が主催する「2021年度第13 回レーザー学会産業賞」において、貢献賞を受賞した。

 産業賞は、レーザーに関する製品・技術の開発、実用化、普及などにおいて、国内のレーザー関連産業の発展に貢献しうる優秀なものに授与される。なかでも、貢献賞は優れた基礎的技術を有するもの、あるいは累積的貢献に対して贈られる。

 今回の受賞は、社会実装に主軸を置いたレーザープロセッシング分野への研究助成、およびレーザー加工に関する若手研究者への支援などを通じた継続的な貢献が高く評価されたもの。

 天田財団は、1987年の設立以来、2020年度までに累計で1,925件、32億762万円の助成を行っており、そのうちレーザープロセッシング分野への助成については2007年より開始し、その累計は425件、8億7,905万円となった。

 同社では、今後も、時代のニーズに合わせてレーザープロセッシング分野における技術の向上を支援し、広く産業界および経済の発展に寄与していくとしている。
 

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