安田工業 新規事業開発課が熱い! ~クリエーターを刺激する『Labonos』が製造工程を変える~

 

超絶簡単! 本当に専門知識がなくてもできた!

Labonos ねこしおり
猫しおり作りに挑戦!

 では、この『Labonos』が実際、どれほど簡単操作でものがつくれるのか、実際に筆者が挑戦してみた。予め用意していただいた可愛い〝猫しおり〟のデータでチャレンジ!

 まずはホーム画面・モードを選択。USBメモリで3Dのモデルデータを読み込ませ、次に加工材の材料種とサイズを選択すると、加工方向とモデルの向きを判断し、自動で配置してくれる。なお、これは任意で配置、向きも調節可能だという。

 サポート材の太さもモデルの大きさと材料種から自動計算されるからラクチンだ。サポート材は任意で追加、削除、位置の調整も可能であり、サポート材のモデル面形状への影響を最小限にする〝サポート部仕上げ機能〟も搭載している。

 次に詳細な品質設定と加工シミュレーションをピッと実行すれば、シミュレーション結果も3Dモデルデータとしてディスプレイに表示され、最終的な形状確認ができた。

Labonos 工具セット
最適な工具を自動で判断してくれるのでラクチン!

 いよいよ材料の取付けだ。素材をチャックに取り付け、工具をセット! この工具セットも頭を使うことがなかった。なぜなら設定したデータにより、最適な工具をマシンが自動で判断してくれるからだ。ガイダンスに従い、決められた向きにセットすればQRコードにより工具を自動識別・適合判断して全ての加工準備が整う仕組みとなっている。

 トランスレート開始! 開始から終了までの残り時間をディスプレイで確認できるうえ、加工状況はリアルタイムにてモニタで確認できる。もう全て『Labonos』におまかせ! なんて画期的な製造システムなんだ!

Labonosの未来像とは

Labonosねこしおり
写真左:大急ぎでつくった猫しおり。写真右:ノートに挟むとほら! こんなにカワイイ!

 試作から量産へのスムーズな引継ぎと製品化へのスピード化に貢献できる『Labonos』の未来像だが、同社では、「今後、個性あふれる樹脂成形品が市場に溢れてくるだろう。」と予測しており、これは限定品、特殊品、小ロットという射出成形品の少量生産を示唆している。

 これらの製品が世界中のどこでも同じものが出来るよう、『Labonos』を活用すれば、日本で3Dモデルを製作し、海外の量産拠点に3Dモデルデータを転送しリモート操作でものをつくることが可能になる。また、コスト削減の観点から、流通が少なくなった成形品は、金型を売却、部品在庫をなくし、都度『Labonos』で部品加工をすることもできるので、マシンの応用範囲も広く、経済効果が期待できるといえよう。

■新規事業開発課の皆様から読者の皆様へのメッセージ

 「コロナ禍の中でなかなかお披露目できる機会がないことは大変残念ではありますが、Labonos専用HPを立ち上げ、内容を充実して参りました。ぜひ、WEBサイトにご来場いただき、Labonosの〝注目点〟と〝メリット〟をご確認いただきたく存じます。そしてお客様に応じたLabonosの提案を致しますので、HP内のお問い合わせページより、ご気軽にお問い合わせください。」

↓Labonosへのお問い合わせはこちら↓
https://labonos.com/
 

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